仙台の中心部である東一番丁通りから東二番丁通りに抜ける横丁
その昔「化物横丁」と呼ばれていましたが、明治時代になり「森徳座」という劇場が出来れてからは「森徳横丁」と呼ばれるようになったらしいです。
その森徳横丁から広瀬通りに抜ける途中にある古い建物をリノベーションした、ダークグレーな外壁のビルの一階にその店はあります。
お目当のお店の名前は「8knot(エイトノット)」
2023年3月にオープンしたお洒落な居酒屋さん。
高級感のある創作和食屋
店名は「8の字結び」から「食と人の繋がりを未来に向けて」をコンセプトにしているらしい。
打ちっぱなしのコンクリートを上手に使った店内はコの字のカウンターと、個室が手前と奥に2室ある。
カウンター席から親方の業が楽しめるように設計された、臨場感あふれるオープンキッチンは解放感抜群。
日常では味わえない和食・創作料理を厳選された日本酒・ワインと共におしゃれな空間で楽しめる居酒屋です。
何度かお邪魔してますが、デート、女子会、接待、落ち着いた大人のお客様が多いような印象。
オシャレなコの字型カウンターは1人だと視線が気になりそうだね。
ここは誰かと一緒に行きたいお店!
個室の画像は 食べログの
内観写真からご覧ください。
個人的には居酒屋というより創作和食の店と言った方が良いかと思います。
その日仕入れた旬の食材の良さを伝えようと工夫を凝らして楽しませてくれるので何度行っても楽しいお店です。
メニュー
お料理はアラカルトの他、スタンダードお任せコース(7,700円)と、スペシャルお任せコース11,000円があります。
どちらも9皿を提供。
初めて伺ったときは席予約だけで、アラカルトから注文しました。特に、接待で利用される方はアラカルトが多いように感じます。
ドリンク
ドリンクメニューも厳選されたこだわりのラインナップ!
和食に合うワインの用意があるみたい♪食べログにもドメーヌタカヒコの投稿があったよ!
今回の紹介のメインは7,700円のスタンダードお任せコースですが、昨年、アラカルトと11,000円のスペシャルお任せコースでも利用していましたので、そのときの画像を先に紹介します。
アラカルト
昨年の夏にアラカルトで利用した際の画像です。
この日の目当ては「ガセうにユッケ」
とき卵の中に、うに、イクラ、カニ、海老、しらすを投入、混ぜて海苔に包んでいただきます。
他にも…
器や盛り付けはもちろん日本酒のセンスも雰囲気良く、再訪したいと思いました。
1万円のスペシャルお任せコース
11,000円のスペシャルお任せコースですが、この日の料理画像は7品のうち4品しか撮っていませんでした。
スペシャルコースではブランド牛が出てきます。
土鍋ごはんの蓋を開けた瞬間の美しさには感動を覚えます。
このまま食べても美味しいですが、極薄スライスの削り節をかけていただく出汁茶漬けも絶品。
次は、メインのスタンダードコースの紹介に移ります。
9品7,700円コースと誕生日プレートでお祝い
この日の相方は同じ誕生月の友人で、年に一度の合同誕生会はワンランク上のお店にしようと決めていました。
店内に入り、出迎えてくれた女性オーナーに予約していた名前を告げると個室に案内していただきました。
個室の画像は 食べログの
内観写真からご覧ください。
銀色のカップに入れられたオシボリからはヒノキの芳香が立ち上り心地よいです。
メニューを眺めながら、最初は無難にレモネードレモンサワーをオーダー
この日は軽めに7700円(税込み)コース(9品)を予約しておきました。
どんな料理が提供されるか楽しみです。
最初に提供されたのは、
「北限のしらすトマト粒マスタードのブルスケッタ」
創作和食の居酒屋さんですが最初からブルスケッタとは意外、やられました。
トマトとしらすの組み合わせが見事な一品です。
「龍の卵の茶碗蒸しキノコソースと削りトリュフ」
このお店の名物かもしれません。
キノコの旨みと卵のやさしい舌ざわりと濃厚な味わいが口の中でトロけます。
そしてトリュフが香りが鼻腔をくすぐり幸せな気分にさせてくれる逸品です。
「ふぐを辛味大根とあん肝醤油」
ここからお造りです。醤油を注ぐと富士山が浮き出る醤油皿、楽しませてくれます。
こちらのお店は器も凝っていてオーナーのこだわりとセンスの良さがうかがえます。
ふぐの鮮度の良さはモチロン、あん肝醤油で日本酒が飲めるくらい旨いです。
ここで、日本酒をオーダー
群馬県の聖酒造 Hizirizm ヒジリズム 酒母酒
錫製の酒器で飲めるの!
贅沢~!!
「ミンク鯨の尾の身と北海道産バフンウニ」
大トロのような見当た目の鯨肉はまったりとした旨味と食感が堪りません。
塩の結晶が乗ったバフンウニは重厚なコクと甘味が舌の上で踊ります。
鯨の尾の身のさしの入りが見事。
会話に夢中で撮り損ねたらしいよ!
「岩手県産焼き牡蠣に春菊のソースと昆布のエスプーマ」
焼きと言われたが、半生のような調度良い焼き加減で旨味を最大限に引き出している。
春菊の爽やかな香りと昆布の旨味がさらに牡蠣の旨味を倍増させている。
そして日本酒を追加。
出雲の国の無窮天穏 縁起 (えんぎ) 生もとφ山廃φ水もとブレンド純米吟醸 山田錦60%
飲んだことが無いし、誕生会に縁起が良い笑
「山アサツキに85℃のたこ酢味噌土佐酢ジュレ」
金色の器と盛り付けが美しいです。
ジュレがキラキラしてイクラや小さなお花が散りばめられた宝石箱のようです。
山海の幸の宝石箱や~!!
(一度まねしてみたかった)
「大泉ポークとつぼみ菜と玉ねぎのソース」
宮城県のブランド豚を分厚くカットしてあるがとても柔らかくて玉ねぎソースが良い仕事をしてくれてます。
「さわらを一晩酒粕に漬け込んだ焼き物に紅芯大根のおろしと里芋のソース」
漬け込んださわらの味付けが絶妙でソースの里芋の甘くねっとりとした味と大根のさっぱりした味の変化が楽しめる。
「ひらたけとせりの手延べ温麺」
〆はうーめんでした。セリ鍋を思わせるようなセリの根とひらたけ、つるつるシャキシャキといただきました。
「誕生日プレート」
この日は合同誕生会という趣向でしたので最後にお願いして用意いただきました。
(プラス1,500円)
どのお料理も丁寧に仕込みされており、器や彩り盛り付けが美しくて味も美味しい。
前回は11,000円のコースをお願いしましたが、違いは使用する食材の単価のような気がします。
今回のコースでも充分堪能することが出来ました。
あっという間の2時間30分を楽しく過ごすことが出来て満足満腹になり、
個室を出ると最後の客になっていたようで、慌ててしまってせっかくの店内風景撮影のチャンスを逃してしまいました。
個室の画像は 食べログの
内観写真からご覧ください。
最後に親方と女将が丁寧にお見送りをしていただいて、お店を後にするのでした。
このお店が気になるかたは是非、予約してから行ってみてください。
アラカルトもあるので予算に応じた楽しみ方ができますよ。
ご予約・詳細は 食べログ からどうぞ。
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店舗詳細
店名 | 8knot(エイトノット) |
営業時間 | 17:30~23:30 |
定休日 | 日・祝日 |
SNS | |
電話 | 022-738-9322 |
住所 | 仙台市青葉区一番町4-2-27 ラプスビル 1F |
▼地下鉄南北線 広瀬通駅から327m