にほんしゅ屋nico(にこ) シマウマ酒店

仙台 ぶり子

秋田出身・仙台在住。
白子やあん肝、お刺身とお寿司が好きな日本酒オタクです。レマコムの温度設定を間違えて140合も凍らせたことがあります。凍っても酒は旨いままでした。Twitterフォローしてね。

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にほんしゅ屋 シマウマ酒店 nico(にこ)

営業時間 16:00~0:00
定休日  月曜日

宮城県仙台市青葉区中央2丁目11-22
022-724-7056

仙台では有名な日本酒居酒屋で、6店舗のチェーン展開をしているシマウマ酒店。

今まで仙台駅前に一番近い【炭焼きジュッコ シマウマ酒店】、晩翠通り寄りの広瀬通りにある【さかな屋sanco シマウマ酒店】、一番町はディズニーストアの近くにある【本格酒処 シマウマ酒店】の3カ所に行っています。

今回は東京から仙台へ出張でいらっしゃった方から、『日本酒の種類が豊富で美味しいところへ案内して欲しい』とリクエストされたので、居酒屋に詳しいMちゃんにアドバイスを受けていくつかピックアップ。広瀬通駅が最寄りの【にほんしゅ屋nico シマウマ酒店】へやってきました。

どの店舗もメニューは違いますが、共通しているのは❝中華があること❞と、❝中華に合う日本酒があること❞です。去年まで辛いもの、中華に合う日本酒はないと思っていたのですが、今年の始めに鯉川のお酒と辛いチヂミをたまたま合わせたときに、骨格のガッチリとした西に多いタイプのお酒や辛口のお酒は中華にも合わせやすいのだなと気が付きました。


もくじ

店内のようす

メニュー

食べたもの呑んだもの

おつまみセット1000円
昆布〆
さばみそきゅーり
日本酒いろいろ

店内のようす

19時半に予約をしていて入ったときには空いていたのですが、20時頃にはほぼ満席の人気店です。

客層は若いかたが多いですが、50代、60代くらいの男性客もいらっしゃいます。カウンターと厨房は会話ができる距離なので、おひとり様の常連さんも会話とお酒を楽しまれていました。

着席時にお店のかたがコートなどを預かってくれます。 荷物は椅子の下のカゴに置きました。
「貴重品などお預かりしなくても大丈夫ですか?」と、飲食店では初めて経験する気遣いがあり、特にひとり客にはありがたい一言だなと感じました。

メニュー

お料理は比較的安価な価格設定かなと思います。”大衆酒場ほど安くはないけど高くもない。どちらかといったら安い”ギリギリの線でせめてきます。

おつまみセットひとり1000円がお得感あるというのは知っていたので、今回もおまかせ料理2品、豆苗炒め、餃子の4品がセットになったおつまみセットを注文します。

ここに380円プラスすると四川麻婆豆腐と本日の魚の肴も付いてきます。

お料理メニューはお店におまかせして会話に集中したいというかたは、2名以上で当日お店に来てからでも注文できる飲み放題付き4000円のコースもおすすめです。

ただ、日本酒はどれを呑んでも50ml380円、100ml520円、1合830円と他の日本酒居酒屋と比べて安価なので、かなり吞む人でないとあまりお得感はないかなと思います。

冬の宴会コースも4000円からあります。
こちらは予約したほうが良さそうですね。材料があれば当日でも対応してもらえそうですが…

●プレミアムモルツ生ビール(580円)
●角ハイボール(480円)
●濃厚!玉川ソーダ(600円)
●梅酒など果実酒(580円)

日本酒
●50ml380円
●100ml520円
●1合830円

このスペックの日本酒が一律この価格で呑めるのは安価だと思いますが、その分ハイボール、生ビールなどは割高感があります。

50mlを380円でいただけるのは嬉しいですね。少量でいろいろな種類が楽しめます。

食べて呑んでみた

DMでにほんしゅ屋nico シマウマ酒店(以後シマウマnicoとする)の詳細と地図を連絡しておいたのですが、間違えて一番町の【本格酒処 シマウマ酒店】の前にいるというので、気になっていた七本鎗の活性にごりを呑みながら待ちます。

他県のかたや居酒屋に詳しくない人とシマウマで呑むときには、『シマウマ酒店はチェーン店で沢山あるから店舗を間違えないように』と伝えておいた方が良さそうです。

日本酒豊富で美味しいお店を紹介してほしいさんが到着して、おつまみセット(ひとり1000円)を注文し飲み会を開始すると、お通しと合わせてお燗酒が振舞われました。寒い日にごろごろ野菜とベーコンの温かいスープにお燗酒を合わせてくれるのが嬉しい。

「なんでも食べてください!食べないと呑めないのでどんどん頼んでください!」

そう言われて気になっていたあん肝を注文すると、「おつまみセットの中にあん肝を入れましょうか?」とお店の方から申し出てくれました。

豆苗炒めは定番で、1000円セットに必ず付いてきます。

取り分けてから写真を撮ったので少量ですが、実際には量が多くニンニクもきいているので、草なのにボリュームがあるお気に入りメニューです。セットになければ単品注文しているでしょう。

あん肝は臭みなく美味しいです。

わたしはいつも自分好みのお酒を選んで呑んでしまうのですが、「全県の日本酒を呑むのが目標」と言う日本酒豊富で美味しいお店を紹介してほしいさんの言葉を聞いて、呑んだことのないお酒に挑戦してみることにました。

いつも頼まないようなゴツイラベルと銘柄です。

しかし、親父の小言の裏ラベルを見てみると鈴木酒造店長井蔵と書かれています。

磐城壽と一生幸福をつくっている蔵です。騙されました。

この酒がこの日呑んだ中で一番ガッチリ系だったような気がします。

大治郎は2018年の生酛純米生酒でした。キャラメル香のあるお酒に熟成しています。見ためよりも繊細で女性的な酒で、わたしが普段呑んでいるタイプのお酒に近いです。

ここで『日本酒の酸度って何ですか』と聞かれたので、アミノ酸…旨味成分…クエン酸、乳酸、リンゴ酸…酸っぱい…なんだっけ

と片言で答えます。酸そのものの性質については理解していないので中身がありません。

SAKE EXPERTで教わったのは、日本酒の裏ラベルに記載されている酸度とは、日本酒に含まれる酸の量を表していること。また、それとは別にアミノ酸度も記載されているものがあり、酸度が高いと濃厚、低いとスッキリ淡麗なお酒である傾向があるということです。

仙台の日本酒案内人のようなことをしている身(自称)として勉強不足を反省しました。

おつまみセット3品目はオクラ浅漬け・メンマ・ザーサイのおつまみ3点盛りです。ちょこちょこ色々なものがつまめるのは嬉しいです。それぞれ味も良い。特にザーサイが気に入りました。

殿(しんがり)は骨格のしっかりとしたタイプのお酒ですが、加水によりアルコール度数を13%まで下げたのかとても呑みやすくなっています。今までにないタイプで面白いです。フルーティーなキラキラ系だけでなく、骨格のしっかりとしたどっしり系に挑戦してみたいという人の最初のお酒に良さそうです。冷やで味見だけしましたが、お燗が良いですね。

割水してお燗にするやりかたがありますが、最初から丁度良く調整されていてあとはお燗につけるだけというようなお酒です。

おつまみセット4点目は、おつまみセットに必ず付いてくる餃子です。
味がしっかりついているのでお酒がすすみます。

●あん肝
●豆苗炒め
●ザーサイ・メンマ・オクラの浅漬けのおつまみ3点盛り
●餃子

これでひとり1000円のおつまみセットが揃いました。多種類でボリュームもあるので、食べながらでなければ呑めないわたしでもこれだけあれば充分呑めます。

一番右のグラスは玉川ソーダです。しまうまnicoの玉川ソーダは濃厚ですが、アルコール度数が高いようには感じません。いつも呑んでいるものと違ってカルピスのような風味があったのですが、今期の玉川だからなのか作り方で違いがでたのかは不明です。聞けば良かったな…

しまうまnicoにはSAKE EXPERTがいるので、お店にある日本酒の説明や造りを聞いたり、こういうお酒が呑みたいと言えば近いものを選んでもらうことができます。ペアリングの勉強もしているので、この料理に合うものをと言うリクエストでも良いと思います。

都美人は骨格しっかりめでも親しみやすい味わいで、忠愛はこのラインアップで毛色の違うフルーティーな濃厚酒です。

今回香り控えめなお酒ばかりをいただいていたのですごく派手に感じます。ちょっと甘いな。いつもこういうタイプのお酒を呑んでいるのですが。

●サバみそきゅーり(350円)

サバ味噌が出てくるのかなと思ったのですが、リエットのようなサバ味噌のディップにきゅうりをつけて食べるお料理でした。きゅうりが飾り切りされて出てきたのでなんだか嬉しくなりました。

それぞれ食感が違って面白いです。サバ味噌は味濃いめなのでお酒がすすみます。これで白いおにぎりが食べられそうです。

●本日の昆布〆 タイ・メカジキ(620円)

塩をつけていただきます。タイが旨味濃厚で美味しかったです。

SAKE EXPERTの先輩に、”しまうまnicoおすすめの杜の蔵”からお刺身に合うものを選んでもらいました。雄町です。

このグラスは香りがしっかりと感じられて良いですね。50ml用のグラスです。

面白いお酒があるということでこちらもいただきました。

開春 寛文の雫 生原酒

なんと日本酒度-114度の超甘口です。しかも精米歩合90%の木桶仕込み
こんな面白いお酒も50ml380円でいただくことができます。すごい。

アミノ酸度もめちゃくちゃ高いです。平均1~2くらいですが6.7。

味わいは玉川のタイムマシーン1712に非常によく似ていますが、タイムマシーンよりも甘くて粘度があると感じました。どちらも江戸時代の文献1712:和漢三才図絵を参考にして江戸時代の日本酒を再現したものです。

蜂蜜のような甘さでナッツやドライフルーツがよく合いそうです。ゴルゴンゾーラもいけそう。アイスにかけても良いですね。ドライフルーツを漬け込みたい。

隣にいたおじ様にも味見していただいたのですが、アイスワインのようだとおっしゃっていました。
同意。

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公式ホームページ

にほんしゅ屋 シマウマ酒店 nico

営業時間 16:00~0:00
定休日  月曜日

宮城県仙台市青葉区中央2丁目11-22
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