仙台駅前の隠れ家バー 秋田の日本酒居酒屋さびとで新政・一白・ゆき美・山本・飛良泉など日本酒三昧!

先に、あなたの時間を無駄にせぬよう、伝えなければならないことがあります。

日本酒オタクと、男と女のアレコレに興味のある方に読んでいただければ、と思います。

さびとはハシゴ酒の3軒目なので、料理は長芋の醤油漬けしかオーダーしていませんし、メニュー表も冷蔵庫の写真も撮っていません。

仙台駅東口のイッパチキッドで日本酒を呑みながら、半裸で酒造りをする杜氏の汗や、全裸や、いろいろなものについて熱く語りあったわたしと日本酒仲間たちは、仙台駅前のさびとにむかうことにしました。

したたか酔ったわたしたちは、ヨドバシカメラの店内を、とてもここでは書けないような淫らなVRの話を、なかなか大きな声で話しながら練り歩きます。

眼鏡のモテ男は、「VRだけど、触ろうとして手を伸ばした」と言いました。





・・・

やはり、「言ったような気がする」としておきます。彼の名誉のためです。

ここはハピナ名掛丁商店街


仙台駅前から酔っ払いの足で徒歩3分ほど。
秋田の人気銘柄の日本酒瓶に導かれて階段を上ると、お洒落な日本酒居酒屋がありました。

バーのような雰囲気です。

看板はありません。

入口から一番近くのカウンター席に座ると、隣には日本酒が並ぶ冷蔵庫があります。

メニューを見ようとしましたが、「冷蔵庫見て~」などとマスターに言われ、メニューを見ることができません。
酔っ払いにもわかるくらいに陽気なマスターです。

空気は読めるようで、適切なタイミングで話かけてくださるので、わたしにとっては良い距離感です。

選んだお酒は、

山本・ミッドナイトブルー
山本・6号
まんさくの花・荒ばしり
夏田冬蔵・酒こまち
ゆきの美人・雄町

口開けが3本か4本だったと思います。

わたしが選んだのは、ゆきの美人の純米吟醸雄町です。

まんさくは渋みが強く、山本ミッドナイトブルーはこの店で呑んだ日本酒の中で一番重たい原酒でした。

ゆきの美人 純米吟醸 雄町

原料名   :米(国産)・米麹(国産米)
原料米   :岡山県産 雄町100%使用
精米歩合  :55%
アルコール分:16度
日本酒度  ︰+6
製造年月  ︰30.11

製造元 秋田醸造株式会社
秋田市楢山登町5-2

去年は瓶(タンク)によりヨーグルトのようなムレ香のあったゆきの美人・雄町ですが、今年は大丈夫そうです。

火入れですが1回火入れでしょう。ガス感があります。

膨らみのある旨味がたっぷりで酸がきいていてジューシーです。
日本酒度+6という数字ほどキレがいいようには思いませんでした。
製造年月は11月です。タイミングのせいかもしれませんが、少々バランスが崩れています。

あまりキレイな酒とは言えませんが、旨いです。

少しわけてもらいました。
飛良泉 山廃純米しぼりたて生酒の無濾過中取りです。

香りはフレッシュで爽やか。フルーティーな印象です。

酸が群を抜いています。

今期販売されている造りから、飛良泉の次期蔵元27代目になるであろう、専務の齋藤雅昭さんが酒造りに関わり始めています。

とても興味があるので、何本か自宅に取り寄せることにしました。


数日前に飲んだ山廃純米のほうが、バランスが良くてわたしは好みです。
下に表と裏ラベルの画像を貼っておきます。この写真は、にこらすで撮ったものです。

おとなしいですがキレイで軽やかです。これが今の山廃か!!!と驚きました。
乳酸のきき方やフレッシュ感が今流行のタイプだと思います。


下の画像は表ラベルの貼っていない、さびとだけの限定酒です。

一白水成が吟の精で仕込んだ酒です。

Vintage 2018

原材料名  :米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合  :50%
アルコール分:16度
製造年月  ︰19.01

秋田県南秋田郡五城目町字下夕町48番地
福禄寿酒造株式会社

おりがらみです。

冷えている状態では、かたいです。キレが良いタイプのお酒と記憶しています。

もう一本、一白水成が仕込んださびと限定酒の2019年の酒こまちも呑みましたが、写真がありません。
たしか吟の精よりも高精米でした。
香りは柔らかく甘く香り、味わいもふくよかで、酒こまちらしさがよく出た美味しいお酒です。

吟の精は温度が上がると、生熟によるキャラメル香と甘さが出ましたが、その変化は信じられないほどでした。

酒こまちで仕込んだと認識している、熟成した一白水成プレミアムに似ていたので、『酒こまちと吟の精のグラスがどこかで入れ替わってしまったのではないか』と本気で思いました。
しかし、生熟ということを考えれば、『2018年の吟の精がキャラメル香になった』ということで間違いはないでしょう。

一白水成プレミアムは年により酒米を変えているので、のんだ酒米を勘違いしたということも考えられます。

もう一度飲んで、冷えた状態がどうなのかと、温度と酸化による変化を確認しに行きたいです。

ラップ持参で。

最近は香りをしっかりと確認したいときにはこのようにリーデルのグラスに日本酒を入れてラップをして常温に戻しています。

たくさんはのめないけれど今日の日本酒のコンディションを細かく知っておきたいという方や、香りを利くのに自信がない方におすすめです。

ラップをかけずに常温で酸化させた酒と、冷蔵庫から出したばかりでグラスに注いだ酒の違い。

そこの日本酒オタクは知りたいに決まっています。


生酛純米のエクリュと生酛純米木桶仕込のラピスもいただきます。


ここで、先日投稿した酒趣で一緒に呑んだ、手も握らせてくれない愛人Yもカウンターに座ります。

瑠璃 ラピスラズリ 生酛木桶純米 

アルコール分:15度(原酒)
製造年度  :平成30酒造年度(2018-2019)
原材料名  :米(秋田県産)・米麹(秋田県産米)
精米歩合  :55%(麹米、掛米ともに55%)
原料米   :美山錦100%使用
(2018年 秋田市河辺地区 収穫)
杜氏    :植松 誠人

新政酒造株式会社
秋田市大町6丁目
018-823-6407

スペックとしては純米吟醸です。

新政は、5年ほど前にお気に入りの桃やまユが木桶仕込みになったときは『なんてもったいないことをするんだ』と、がっかりしたものです。
木の香りが強くて、わたしも妹も呑みませんでした。

その後も木桶仕込みは増えていきます。

新政の繊細な味と香りを感じにくいような気がして、わたしは木桶ではないほうが好きでした。

好きでした、というのは、 今なら『これもあり』だと思えるからです。


初期に比べると木の香りが柔らかくなったように感じるのは慣れたからなのか、桶が馴染んできたのか気になるところではあります。



まぁうまいです。

年々柔らかくなり、馴染んだ木桶の香りに、愛着が湧いていくだろう、とも思います。

生成(エクリュ)

アルコール分:15度(原酒)
製造年度  :平成30酒造年度(2018-2019)
原材料名  :米(秋田県産)・米麹(秋田県産米)
精米歩合  :65%(麹米、掛米ともに65%)
原料米   :あきた酒こまち100%使用
(2018年 秋田市河辺地区 収穫)
杜氏    :植松 誠人

新政酒造株式会社
秋田市大町6丁目
018-823-6407


エクリュです。

優しく膨らみのある旨味。

ラピスほどではないですが、木の香りがあります。 仕込む場所は全く違う部屋なのでしょうか。

同じ部屋だとしたら、香りが混ざるということもあるのでしょうか。


ホーローで仕込んでいても、木の香りや竹のような香りのするお酒あるよね~
新しい布を使っているとか、何か理由があるのだろうけど、なんだろう。

そんなことを熱心に話しているわたしに、眼鏡のモテ男は

「はーん、はいはいはい」

「ふんふんふんふんふん」

「んんんーーーーー!!!なるほど!!!」

イッパチキッドにいるときと変わらず、日本酒に詳しいのにも関わらず、これしか言いません。

意見の違いにより、揉め事が起こることを気にしているのでしょうか。


彼は後に、わたしと、わたしが一方的に付きまとっているだけの手も握らせない愛人(ただの知り合い)Y、2人を残して帰ります。

「日本酒関係の人とは揉めたくない、2人で仲良くやってよ」

と言いながら。


しかしこの日もやれませんでした。



薄情な男です。
フォローはしません。

揉めたくはない、けれども、揉みたい。


それが彼です。



たぶん。

長芋の醤油漬けは、中まで味が染みていて、大量のわさびが良いですね。

ご飯がほしいです。お茶漬けにしてもうまそうです。
また食べに来ます。

〆はビールです。わたしはいつもビールで〆ます。

楽しませていただきました

写りたがりの店主に会いにまた行こうと思います。

次は酔う前に、限定の隠し酒を利いて、きっと、美味しいと思われるお料理も食べましょう。

酒 料理 さびと

18:00~1:00(L.o. 0:00 )
カード不可
来店の際は電話で空席確認か予約をしてください。
022-393-6772

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お酒は20歳になってから。のんべーほど、酒量はほどほどに。