【高橋と餃子】で元愛人と向かい合う気まずい餃子会を書く日記

髙橋と餃子

営業時間 17:00~23:30
定休日  日曜日

宮城県仙台市青葉区中央2丁目6−36 中央レントビル B1
022-738-8368

毎日17:00~18:30は、餃子全品と生ビール・ハイボールなどのドリンク類が半額です。
詳しくは公式ホームページのハッピーアワーをご覧ください。

公式ホームページ

今回は、忙しくてピクニックの企画も立てられないMちゃんの代わりに、超美人な友人ドSちゃんがセッティングをして、いつものメンバーで飲み会です。


Mちゃんとは先日タンバリン丸昌でも一緒に呑んでいますし、ドSちゃんとはMちゃんも交えておっさんずラブを観に行ったあとに、TRATTORIA PEKOで食事をしています。

そこに、元愛人Yさんと、O和田くんと、N美ちゃんと、Mちゃんの旦那さんと、稲刈りで忙しい登米の農家の代わりに呼んだ、新たなメンバー小五郎の8人。

待ち合わせ場所はここ。

髙橋と餃子

いつも通り遅刻です。わたしは20分程遅れて着きました。降りるバス停を間違えたのです。

それが災いしてわたしは、元愛人Yさんの前に座る羽目になります。



なんでや・・・

元愛人Yさんは、訴えられると困るので本当のことをいうと1発もやったことのないただの知り合いで、先日、泥酔したわたしに

「悪いとも思ってないのに、なんで怒ってるのかもわからないのに、謝らないでよ!」

などと絡まれた可哀想な人です。欲しくもない「すいません」を、今まで沢山受け取ってきたわたしは、きっと、もう彼を許すことができません。それに、その「すいません」に中身がなかったのだとしたら、彼も許されたいと思ってはいないでしょう。

こうして愛人Yさんはわたしから解放され、元愛人Yさんとなったのです。


もう一度言いますが、彼はただの知り合いなのに、ただの知り合いにこんなふうに絡むクレイジーなわたしに、1年以上も黙って付き合うような、クレイジーな知り合いです。

【替え歌】私以外私じゃないの『私意外とデブじゃないの』- ゲスの極み乙女。 うた:たすくこま

店内はガヤガヤと賑やかで、大きな声でなければ会話ができません。


「揚げ餃子、スパイシーですね」

誰かがそう言う声が、聞こえたような気がします。


揚げ餃子は、確かに少しエスニックな香りがしましたが、

喧嘩を売った人間が目の前にいる今のわたしの心境のほうが、余程スパイシーです。

揚げ餃子の粉末状の焦げが、唇につきます。グロスと一緒にふき取り、黙々と食べ続けます。

Yさんは、餃子の横に沢山転がっている何かの殻を食べて言います。

「山椒ですねー。自分、好きなんですよ」

(でしょうね)
「わたしは口の中が痺れるからだめ」

「ふふふ。うん。自分は好きですねー」

「・・・」

(髪切ったばかりか。長めが好きだけど…でも、天パふわふわきゃわいい!お顔もきゃわいいぃぃぃ!!きゃわわわわわーーー!)

「・・・」

「・・・??」

「青島ビールください」

大きな羽根がついた焼き餃子はもちもちです。
辣油は具沢山で、帆立の貝柱や山椒がたっぷりと入っていてわたし好みです。


わたしは、可愛くてにやけてしまうから顔も見たくないYさんに気を遣って、

「ハネ、ぱりぱりだね!生地がもちもちしてて美味しいね!」

などと、目も合わせずに言います。


餃子が美味しいだ???

味などわかるものか。


店員さんは、餃子の皮を伸ばしては慣れた手つきでどんどん餃子を包んでいきます。

厚いもちもちの生地にたっぷりと入った餡は、ザクザク食感の野菜とジューシーな肉汁たっぷりの豚肉餃子。大き目で、食べ応えがあります。

ザーサイの味???

それどころでは、ありません。

ゴマが和えてあるので、きっと香ばしかったに違いありません。
生ビールがすすみます。また食べたいです。

ピーマン入りの水餃子です。ザクザク食感のピーマンとたっぷりの肉と肉汁。旨いです。

水餃子は、どれも肉汁やスープでつゆだくでジューシーです。
このお店の分厚いくてもちもちとした皮には、焼きや揚げよりも水餃子が合うように思います。

味がついているのでタレがなくても美味しいのですが、お店では黒酢につけて食べるようオススメしているようです。


そんなことよりも、初めましての小五郎が来ません。わたしは、彼が日にちを間違えているのではないだろうかと不安になってきました。


お店が賑やかで会話が弾まないからか、みんなバクバク餃子を食べます。わたしも、Yさんと会話をしないためには、食べ続けるしかありません。

小五郎のぶんの餃子がなくなりそうです。

瓶で出された青島ビールを瓶のまま呑んでいたら、O和田くんが「瓶のまま、何やってんだよー。ほらほら」そう言って、生ビールの入っていたグラスに青島ビールを注いでくれました。

「O和田くんは、優しいねー

そう言いながら、初めて呑んだ青島ビールの味は、軽やかという以外にはよくわかりません。


わたしは、とても嫌な女です。

『苦手な人にも良いところはあるし、きっと好きになれる、仲良くなれる』そう思って生きてきましたが、会う人が増えれば増えるほど嫌いな人は増え、自分のことも嫌いになっていきました。

苦手だと感じた人に関わらないようにして、その快適さを知りましたが、それの良いところは、相手を嫌いにならずに済むことです。

わたしは、パクチー餃子を貪り食い、元愛人Yさんを、きゃわいいYさんと呼ぶことに決めました。

きゃわいいYさんが可愛いのは、見た目だけです。

わたしは、いくつものことを飲み過ぎて忘れたことにして闇へ葬ってきましたが、彼も、すべてを忘れて闇に葬ってくれたらいいなと思います。

もう一度言いますが、彼はただの知り合いなのに、ただの知り合いにこんなふうに絡むクレイジーなわたしに1年以上も黙って付き合ってきてくれた、クレイジーな知り合いです。

パクチーたっぷりの餃子はパクチー好きにはたまりません。次に来ても注文したい一品です。

Mちゃんは、遠くのほうで、カメムシの話をしています。

なんかこれは・・・なんというか・・・
ビジュアルがあれですよね・・・O和田くんならきっと、ナニが言いたいのかわかってくれるでしょう。

とても美味しい大葉の餃子でした。

小五郎が来る前に餃子を平らげてしまったわたしたちは、仕事が終わったばかりの小五郎と合流するために、先日宇宙人の話で盛り上がった、丸昌へ向かいます。

楽しい1日を、ありがとうございます。 この話は、また、後日。

この続きの二次会はこちら。

お酒は20歳になってから。のんべーほど、酒量はほどほどに。