日本酒オタクも満足【富貴寿司】晩酌セットでカウンター昼酒!

今日は一番町・虎屋横丁

江戸前 富貴寿司


友人が贔屓にしているので、どのような魅力があるのだろうと興味を持った『富貴寿司』へむかいました。

日本酒仲間との新年会で一度だけ来たことがありますが、今回は1人です。

野田鴨(角田産)または鳴瀬かき(松島)のどちらかを選ぶことができる〆付きの芹しゃぶ鍋に鍋の〆までついて2000円。
お得感がありますね(^^)

ランチメニューも、1000円を切る価格からあります。シャリの大盛り・少な目を選ぶことができ、お椀もいただくことができます。

宮城サーモン丼もあります。

牛タンや芹鍋が有名ですが、宮城に観光で来た友人に勧めたい食材の一つが、この生食で美味しい『みやぎサーモン』。

今まで食べたものは臭みなく適度に脂がのり、しっとりとしている印象です。

仙台づけ丼は、宮城の新しい名物です。

〇宮城県産米のすし飯を使う
〇地場産の魚を使う
〇料金を明示する
〇各店の独自性を出す
〇づけ丼が真の仙台名物となるように日々精進する

という掟を守らなければならないようです。

確かに、こちら富貴寿司は、明朗会計で地場産にこだわりがあることが感じれます。

入口前に、1人客や予約なし・食事だけ・お酒だけでも大丈夫とあり、初めての来店でも、気を楽にして入ることが出来そうです。

仙台の寿司店に1人で入ったことがないわたしは今まさにそのような心境です。

親切な気遣いがお店に入る前にも感じられます。

この日はベテランの板さんがお休みで、穏やかな雰囲気の店主さんと、お母さん二人での営業でした。

座る前から、友人にすすめられた『富貴寿司』の晩酌セットともいえる『酔いの市セット』( 呑みもの1杯・お通し・お刺身2点・お寿司3かんで2000円) が気になって仕方がありません。

昼の12時。断られるかなと思いながらも

「お昼でも『酔いの市セット』はお願いできますか」

と聞いてみると「もちろん、大丈夫ですよ」と快くこたえてくださいました。

日本酒のラインアップが豊富な居酒屋にも負けない種類の日本酒が、メニューに書いてあります!!

しかし、呑むお酒を店主と決めるのはわたしのカウンターでの楽しみの1つ。
メニューにないお酒もあるかもしれません。

「あまり華やかじゃなく甘さ控えめなものがいいです。宮寒梅とか寒梅酒造は華やかで甘いものが多いですよね」

と言うわたしにすすめてくださったのが、メニューには載っていない『ささ結』。

寒梅酒造かよ。

挑戦的でなかなか面白い店主です。

純米大吟醸 おりがらみ『ささ結』

原材料名  :米・米こうじ
使用米   :東北194号(宮城県大崎産)100%
精米歩合  :50%
アルコール分:16度
製造年月  :31年1月
製造者   :合名会社 寒梅酒造

わたしを含め、多くの日本酒好きが通う酒屋『銘酒 和屋』のプライベートブランドです。

ラムネに似た清楚で清々しい香りが心地好い。好きです。

サラサラ呑むことができます。舌に残る甘さはフルーツというよりもお米の甘味で、食事の邪魔をしません。飯米である、ささ結びという米自体の甘味のように思います。

最後に若干の渋み。これがまた食事との相性を良くしているように感じます。
和食に合う美味しいお酒で気に入りました。

お通しに軽くイカを炙ったものと、ひろっこに酢味噌をかけたもの。

軽く炙ったイカが香ばしく、甘いのにさっぱりとしていて、上品です。
ささ結と相性が良いです。

お刺身が3点。
外のメニューには2点とありましたが、書き間違えなのか、わたしがブリが好きだと言ったからなのでしょうか。

ブリはしつこくない脂ですが、少し香りが気になります。
角は立っているので、熟成したぶりでなのでしょうか。
わたしは味よりも香り優先です。

マグロはトロか中トロでしょうか。柔らかく溶けます。塩釜の東で獲れる『三陸塩釜ひがしもの』の、メバチまぐろだそうです。

炙ったホタテは品の良い甘さで引き締まった食感。美味しく、やはり日本酒に合います。
昼だというのに日本酒がすすみます。

『酔いの市セット』のお酒1杯で足りるはずがなく、もう1杯お願いしました。

「日高見はお刺身に合いますよね」

と言ったら、おりがらみ好きなわたしとお刺身に合わせてこのお酒を選んでくださいました。

『日高見』本生原酒 吟醸うすにごり

原材料名   :米・米麹・醸造アルコール
精米歩合   :50%
アルコール度数:17度以上18度未満
製造年月   :31年1月

製造者:株式会社 平考酒造

先に呑んだ『ささ結』に似たような香りがあります。
若干ほこりくささを感じたので、グラスを大きく揺らしてみると洋梨のように甘い香りを感じます。
トロっとした舌触りで甘味が舌に乗りますが、スルッと入りキレが良いです。やはり日高見は魚に合う。

カウンター前に貼られたメニューには楽しい一言が添えてあるものや、ガリサワーがあったり、遊び心を感じます。

穏やかでゆったりとした店主の深瀬さんを見ていると、気を遣うことなくリラックスして過ごすことが出来ます。

味見にガリサワーをいただきました。

お茶がすすむ、不思議な呑みもの。

最後に残ったガリが美味しい。
コップに描かれているキャラクターは、チョコえもんという川崎町ゆかりの武将、支倉常長をモチーフとして作られたキャラクターだそうで、深瀬さんが詳しく説明してくださいましたがわたしはほとんど忘れました。

気になる方は『富貴寿司』に訪れて店主の深瀬さんに聞くか、ググってください。

穴子煮を焼いたものを注文。柔らかく、甘めの味付けです。
濃厚で甘さのあるお酒が欲しくなります。

萩の鶴が醸す、亀岡の地酒屋『阿部酒店』のプライベートブランド『亀岡』をいただくことにしました。

『亀岡』萩の鶴 美山錦 中取り 純米吟醸生原酒

原材料名  :米・米麹
原料米   :美山錦
精米歩合  :50%
アルコール分:16度
日本酒度  :1.7
酸度    :1.5
使用酵母  :宮城酵母

製造者:萩野酒造株式会社

果実の甘い香りが華やかです。濃厚ですが、滑らかでするすると入っていきキレが良い。濃密な甘さが舌に残ります。少しだけ苦味を感じます。

最後に、落ち着いた純米酒をリクエストしました。

選んでいただいたのは、黄金澤の山廃 純米酒
良いですね。こういうお酒が呑みたいと言ったときに、欲しい味わいのお酒をあててきます。

『黄金澤』山廃 純米酒

原材料名  :米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合  :60%
アルコール分:16度

醸造元   :合名会社 山敬商店

しっかりと旨味がありますが柔らかく、ほっと落ち着かせてくれるお酒です。
今回は冷やですが、お燗にしてもふくらみが増して美味しくいただくことができます。

お寿司はひらめの昆布〆の握りから。切る前のひらめを見せてくださいました。

肝心の握りですが、ふっくらとしていてお酢は控えめ。店主のように優しく、少し大きめのシャリとネタ。

昆布が強めの平目とぶりは熟成感があります。

他に、大きな甘エビと、海苔入りの玉子焼きをいただいて、ごちそうさまでした。


甘エビと言ったはずなのですが。思い返すと「甘エビですか!」と聞き直したくなるほどに大きいです。


酔いの市セットのほかに、穴子煮焼きもお願いして、こんなに呑んで4800円。

友人と来たり、サクッと0次会や、飲み会帰りの〆のお寿司など、これからいろいろな場面で足を運びたいお店です。


店内は、カウンターと、4人がけの小上がりが1つ、6人がけの小上がりが2つ。
4人がけの小上がりは夜は個室になるそうです。

初めての来店でも、気を楽にして食事をすることが出来るお寿司屋さんだなと感じました。
また、伺います。

『富貴寿司』

営業時間:11:30~14:00/17:00~23:00
定休日 :日・祝日
仙台市青葉区一番町4-4-6
022-222-6157

『富貴寿司』 のHPは
こちら

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お酒は20歳になってから。のんべーほど酒量はほどほどに。