昨日の道の駅 マリンドリーム能生に引き続き、新潟県糸魚川市のオススメレジャースポットを紹介したいと思います。ヒスイ海岸と、フォッサマグナミュージアムです。
もくじ
ヒスイ海岸へ行く前に
ヒスイ海岸
フォッサマグナミュージアム
ヒスイ海岸へ行く前に
ヒスイ海岸へ行く前日は道の駅 マリンドリーム能生でカニを食べたり
岩牡蠣を食べたり
花火観賞をしたり
などして楽しんだわたしですが、仙台から新潟県糸魚川市まで来た1番の目的は、翡翠拾いです。
石拾いに来ました
わたしはロマンチック乙女なので、
翡翠が拾えなくても、キレイな石が拾えたらいいな~るんるん♡
という軽い気持ちで来たのに、SNSに投稿したら、一攫千金などとコメントが付いていて、人間の欲深さを感じました。
ヒスイを拾いに来たのですが、拾えなかったようです。石だらけで全部がヒスイに見えてきます(笑) pic.twitter.com/ncPGiwtNoj
— 仙台ぶり子 (@sendai_buriko) August 11, 2019
わたしのように
あーーーー!!!
順番間違えたぁぁぁ!!!
今ならわかるのに!!!!
とならないよう、始めに言っておきます。
ヒスイ海岸へ行く前にフォッサマグナミュージアムへ行って、沢山の翡翠を見てきて下さい。
フォッサマグナミュージアムの紹介で翡翠の写真と特徴も公開しますが、どのブログの説明や沢山の写真を見るよりも、実際に近くで自分の目でいろいろな翡翠を見て、触れられるものには触れてください。
フォッサマグナミュージアムには、これでもかっと言うくらい、様々な翡翠が展示されています。色々な翡翠がありますが、沢山見ているうちに共通点があることに気が付きます。
言葉で微妙なニュアンスを伝えることはできません。
ベストなのは、拾って、フォッサマグナミュージアムで反省&勉強をして、また拾いに行くコースです。フォッサマグナミュージアムでは、拾った石を5つまで鑑定してもらえるのですが、鑑定するときに座る席に、本物の翡翠がいくつか置いてあり、触ることも出来ます。
ヒスイ海岸
ヒスイ海岸
新潟県糸魚川市押上
025-553-1785
糸魚川市の観光案内はこちら
ヒスイ海岸というのは富山と新潟にあるのですが、宿泊先のマリンドリーム能生近くの新潟県糸魚川市のヒスイ海岸へ来ました。
富山のヒスイ海岸も地図を見る限りは車であればそう遠くはない距離ですが、石の鑑定をしてくれるフォッサマグナミュージアムへは新潟側のヒスイ海岸の方が近いです。
ヒスイ海岸が見えてくると、海側にずらっと路上駐車されているのが見えて、
『もしやいっぱい?停められないかな』
と思いましたが、無料駐車場は空いていました。
これがヒスイ海岸の石です。
きれいな石がいっぱいあるだろうと期待してはるばる仙台から来ましたが、
ただの石です。
海と言えば普通は砂浜ですが、ここは砂浜の代わりに石ころが沢山転がっています。
翡翠はこの近くの山から川の流れに乗って海へ、そして波に押し上げられてこの砂浜へ流されてくるそうです。翡翠が採れる山や川は国の天然記念物に指定されているため、そこから拾うことは犯罪になりますが、海に打ち上げられた翡翠を拾うのは自由です。
石を拾うのに夢中で写真が全くないのですが、掘っても掘っても石が出てくるので、翡翠を探しているうちに大きな穴ができていたり、高い波に運ばれてきた翡翠かもしれない石を取りに行ってびしょ濡れになったりしました。
波が高く、潮の流れが強いので、脚からさらわれてしまいそうですごく怖かったです。かなり注意しながら拾いました。
お子様連れは、危険なのであまり海に近寄らないよう声をかけ、必ず目を離さずに傍にいてください。
濡らすと透明感が増して、全部翡翠なんじゃないかと思えましたが、フォッサマグナミュージアムでたくさんの翡翠を見たあとではひとめで違うとわかります。
こんなふうに石を拾ったり濡らしたりしているうちに、翡翠かもしれない石は袋いっぱいになりました。
どこかのブログでキツネ石と紹介されていた石にそっくりです。
どの石もヒスイに見えますが、これがキツネ石(ヒスイに似ていて化かされる石)だということだけはわかりました。わたしはこれをヒスイ海岸に来た証として持ち帰ることにしました。
わたしはこういう単調な作業が好きなので(山菜採りとか)何時間でも拾い続けたかったのですが、家族がそうさせてくれません。
「おかーさーん、かえろうよーもういっぱい拾ったよ」
「はーい」
「おかあさ・・・なにこの人捕まえてないとどっか行っちゃう」
「・・・こっちにも石が」
「おかあさん、置いてっちゃうよー」
「はーい。ちょっとここにも石が」
とても楽しい石拾いでした。
そうそう、この辺りは海沿いに民家が並んでいます。
特に弁天岩の辺りの海沿いにずっと民家が並んでいる光景を見て、『なんだか映画にでも出てきそうなところだな~』と、うきうきしました。
フォッサマグナミュージアム
フォッサマグナミュージアム
営業時間 9:00~16:30
石の鑑定は営業日であってもお休みの時があります。
詳細は公式ホームページでご確認ください。
公式ホームページ
新潟県糸魚川市大字一ノ宮1313
025-553-1880
ヒスイ海岸で沢山の石を拾ったわたしは予定通りフォッサマグナミュージアムへ向かいます。
広い駐車場に車を停めて降りると、巨大な岩に水鉄砲で水を浴びせるかのような噴水が見えたのでそばに行って見てみます。
芝生に埋まっている周りの岩にはネームプレートが張り付いていて、岩の名前が書いてあります。
わたしはのんびりと岩の特徴を見物したかったのですが、翡翠拾いの時のように家族がそうさせません。
暑いからです。
ヒスイ海岸でもないのに、砂利道や石を見るたびに「翡翠かも」と言ってフラフラと吸い寄せられる、翡翠に狂ったわたしだけが暑さを感じていなかったようです。
フォッサマグナミュージアムで石の鑑定をしてもらえるのはひとり5個まで。
鑑定会場に入る前にひとり5つ鑑定してもらう石を選びます。
沢山石を拾ってきたので選ぶのが大変でした。何よりも、この中でどれが1番翡翠っぽいのかすらもわかりません。
中に入ると、すぐに鑑定に入りました。
若いお兄さんがニコニコしながら石の鑑定を始めます。
翡翠以外の石にもちゃんと名前があることを教えてもらえます。
今まで意識したことが無かったのですが、石ひとつひとつに名前があるんだと思ったら、どれも可愛く見えます。
テーブルの上にいくつか翡翠の原石が置いてあって、その実物を見たときは、
あーこれは、落ちてたらわかるわ。普通の石と違う
そう思いました。
わたしが拾って、持っていた石のひとつを手に取った瞬間、お兄さんの顔つきが変わりました。
奥の黒い翡翠に少しだけ似ていました。
翡翠かな~と思ったそうですが、ネフライトだったようです。
見事なキツネ石ですね!騙されました!
と爽やかに教えてくださいました。
鑑定を終えてから本物の翡翠を見に行きます。
どれもよく見ると、淡く黄緑色やラベンダー色の部分があります。
全体の色は黒、白が中心で、カタチは様々ですが、面と角のあるいびつな形のものが多く先端には丸みがあります。
沢山の翡翠や石・宝石に加え、化石も展示されています。
他に、フォッサマグナが出来た様子、今の日本の地形が出来るまでのことなどが大きなプロジェクターで説明されていたりと見応えのある博物館でした。
自分が拾った石に名前をつけてもらえるのは嬉しかったです!
翡翠目当てはもちろん、キレイな石拾いや、お盆休み・ゴールデンウィーク時などの長距離運転の休憩にヒスイ海岸に立ち寄ってみてはいかがでしょうか(^□^)おすすめですよ~!
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