タイ料理サバイ・サバイ
営業時間
火~日曜日 11時00分~15時00分 17時00分~23時00分
定休日 月曜日
禁煙
駐車場4台
有料コインパーキングあり
宮城県仙台市青葉区木町通2丁目6-32
022-275-9858
かど屋でホルモンを食べたわたしたちは、タイ料理のお店 サバイ・サバイ へ向かいます。
途中、子分が「昔付き合っていた彼女の家の近くだ」と感傷に浸っているのを聞いて、なんだか甘酸っぱい気持になるわたしの横で、親分は「この近くに変な貸本屋があった」という話をしています。
窓ガラスにあいている穴が、返却口なのだそうです。
サバイ・サバイは、かど屋から歩いて5分くらいで着いたように思います。フォーラムの通りにあって、最近できたばかりの絶品ラーメン店【中華そば 笹生】や、現在テナント募集中のきのこはうすよりも手前です。

サバイ・サバイは本格タイ料理が食べられるお店ですが、夜は17時~23時(ラストオーダーは22時半)までと居酒屋並みの夜営業です。
タイ料理 サバイ・サバイ


派手なので目立ちます。
「パブか何か、いかがわしいお店のようにも見えるよね」
そんなことを言いながら入店します。
タイ料理と大きく書かれた赤い建物部分では、お弁当を販売しているようです。
飲食スペースは、左のオレンジ色のスペースでした。
お弁当メニューは、本格タイ料理が550円とリーズナブルです。


駐車場は奥の社員用スペースに4台分駐車可能で、すぐ横にある有料コインパーキング駐車時の割引などはなく利用者の自己負担です。



入口近くではビールや調味料、カップラーメンなどが販売されていました。
店内は広く、テーブル席のみでカウンター席はありません。鏡張りでカラフルなライトがついていたりと、少し不思議な空間です。
親分は、こういう店も似合います。若い女を連れて来ていそうです。



卓上調味料は、ナンプラー、お酢、砂糖、自家製唐辛子。
ドリンクメニューは、普通の飲食店では見かけないマンゴージュースやココナッツジュースもあります。アルコール類は、生ビール600円、ハイボール550円と安くはありませんが、
生ビールとサワー類が2時間1800円で飲み放題。それに1000円プラスすると、タイビールも飲み放題になります。
わたしたちは2軒目なので、飲み放題にはせずにそれぞれに注文します。


親分とサバイ・サバイおすすめのサバイセットと、かど屋でさんざんホルモンを食べてきたというのにも関わらず、トムセップというタイのもつ煮を注文しました。
サバイセットは2300円で、ヤムウンセン、パッタイ、トムヤムクン、ガイヤーン、ポッピア・ソの5種が食べられます。
生春巻きの正式名称はポッピア・ソなのか。
お料理メニューはかなり豊富で、だいたいが1000円前後です。メニュー写真だけで何枚になるのかわからないので、ランチメニューの写真だけ載せておきます。







800円で副菜とスープと果物がついてお得です。
ランチメニューも豊富で、カレー、麺類、チャーハン、炒め物などがあり、辛さの度合いも記されています。辛さ無しのメニューもあるので、辛いものが苦手な人や小さなお子様連れでも大丈夫そうです。
わたしが気になったのは、グリーンカレーとおすすめメニューのタイスキです。


まずはタイビールのチャーンで乾杯です。あっさりとした飲み口で香りも爽やかです。
タイ語の単語カードがテーブルに置かれていたのですが、今すぐにでも使えそうな単語ばかりで役立ちそうです。これで何人の男が店員のタイ人女性を口説いたことでしょう。
子分もわたしのほうを向いて
「クゥン スゥワイナ」
「ポム ラッ クゥン」
と、片言のタイ語で口説いてきます。
見た目も相まって非常にインチキくさいです。

近く11月2日(土)には、婚活パーティーが行われるようです。タイ料理好きと出会う機会はなかなかないと思うので、食の好みが同じ人に出会いたいという方は、申し込んでみてはいかがでしょうか。わたしも参加したいくらいです。
この婚活パーティーに限らず、広いフロアを生かして貸し切りでパーティーやイベントを開催しても良さそうです。


サバイセットはボリュームたっぷりで、他のメニューも注文して女性同士で少量ずつ分けて食べるのであれば、2人~4人で食べても良さそうです。
野菜たっぷりでいろどりが良く、どれも美味しいです。
「ぶりぶりはさ-、清楚系ビッチを気取った、ただの清楚だよね」
そうふたりに言われたわたしは、
『そうなんですよ・・・』
と言いながら、タイビールをガブガブ呑みます。

春雨のサラダ ヤムウンセンは、チリソースで味がつけらています。生春巻きは野菜たっぷり。パッタイは初めて食べましたが、想像以上に美味しくて『単品注文したいな』と思うほどでした。
オイスターソースのような味付けで旨味こってり。これでビールが美味しく呑めそうです。

トムヤムクンは、旨味濃厚。ちょい辛で酸っぱいきのこたっぷりスープ。
「しょっつるだー」
と思わず声に出したのですが、しょっつるはハタハタの魚醤なので、同じ魚醤のナンプラーの味や香りに反応したようです。
しょっつると比べるとナンプラーはコクと香りの癖が強いように感じます。しょっつるのほうがサッパリとしています。


トムセップはトムヤムクンに似て酸っぱ辛いのですが、トムヤムクンよりもサッパリとしていて、レモングラスとこぶみかんの葉やタイの生姜、お馴染みのパクチーで香り良く、サッパリとした中にも品の良い旨味があります。モツは様々な部位がたっぷりと入っていて、1人では多いと思います。
酸味が強いので、色々な料理にたっぷりレモンを搾って食べるのが好きな人におすすめです。
わたしはトムヤムクンよりも、こちらのスープのほうが好きです。



2本目のビールは、ビア ラオ ラガーを呑みます。
スモーキーで温もりのある味わいは、最初に呑んだチャーンとは全く違います。『タイビールと言っても色々なのだな』と、意外な面を見ました。
今回お料理は2品しか注文していませんが、話しやすいお店の雰囲気に会話も盛り上がり、とても満足しました。次回はランチで伺いたいと思います。
詳しいメニューや最新情報は、公式ホームページでご確認ください。
お酒は20歳になってから。のんべーほど、酒量はほどほどに。