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移転【ことぶきや(日本料理 うつせみ)】ランチ鯛めし定食やメニューを口コミ

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こちら「 日本料理 うつせみ 」さんがまだことぶきやさんだった頃のメニューやお料理内容です!

ことぶきやさんは【日本料理 うつせみ】として移転しました。

この後また移転が決定。

仙台市青葉区堤通雨宮町3-18ライオンズマンション雨宮の1階

新店舗での営業開始は2022年4月下旬以降に予定とのこと。

日本料理うつせみ公式HP

Facebook/Instagram


メニュー

①お店とメニューの紹介

②鯛めし定食

③天然鯛と養殖鯛を食べ比べる会とドリンクメニュー

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お店とメニューの紹介


ことぶきやさんは、もともとは電力ビルの裏の方で、2年ほどお店を構えていたそうです。
2018年10月に、国分町に移転・オープンされました。
メニューを聞く限りでは、和食屋さんと言っても良いかもしれません。

調理は、東京都ふぐ調理師免許を最年少で取得した、ことぶきやさんのイケメン若大将が担当します。清潔感と透明感のある、モテそうなイケメンです。

店内は、靴のままで入ってすぐにカウンター席があり、奥にはテーブル席があります。和食屋さんというよりは清潔感のある落ち着いた大人のバーのようで、女性ひとりでも男性ひとりでも来やすい雰囲気です。

夜のお料理はすべておまかせ料理ですが、面識のある方の中には希望の食材を伝えて予約をしたり、上物の旬の食材が手に入るのを待っている方もいらっしゃるそうです。

♦5000円・6000円・8000円(税別・要予約)
お品書きの例
前菜・揚物・凌ぎ・椀物・造り・合肴・焼物・飯物


要予約のコース料理がメインですが、飛び込みでも、おまかせ料理をいただくことができるそうです。(お席の確認と、お料理の確認のために、ご予約のお電話は入れたほうが良さそうです)

また、上の画像、お昼限定の【鯛めし定食 1300円(税込)】は、ご予約なしでいただくことができます。
天然真鯛の出汁で炊いた鯛めし・お造り・煮魚などの、こだわりのお料理が付くこちらの定食は、〆にはたっぷりのお出汁をかけて、鯛めし茶漬けでいただくことができます。

鯛の旨味をたっぷりと満喫できる、お得なランチです。

ドリンクメニューは季節により日本酒メニューは異なりますが、色々なタイプの日本酒が揃っています。

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②鯛めし定食

先日、鯛を食べ比べる会でいただいた鯛めしが美味しかったので、お昼限定の【鯛めし定食】を食べに行くことにしました。食べたいのですから、なりふり構っていられません。


今回は、温泉ソムリエで秋田出身のかたがご馳走してくださることになりました。
見るからに人の良さそうな方ですが少し変態そうな顔をしています。

「お土産持ってきたんです」と言うので受け取ってみると、ここにはとても書けないものがたくさん入っていました。今夜いただこうと思います。げへへ

ありがとうございます。

前回はカウンター席に座ったので、今回はテーブル席に座りました。
照明が柔らかくて、BGMのジブリも相まってのほほんとした気分になります。

ランチメニューは鯛めし定食(1300円税込)のみ。

わたしに気付いた女将さんが、「お酒もありますよ~(^^)」と、声をかけてくださいましたが、今日は日本酒イベントの資料作りと、ブログ更新と、大嫌いな洗濯をしたいので我慢・・・

すぐに後悔しました。

めちゃくちゃ呑めるメニューです。

鯛めしは前回、ふかふかと空気感のあるごはん。やや固めです。天然鯛と養殖鯛の食べ比べイベントの時に、「もっと固いほうが良い」と言っていた人たちが多かったのでそちらに寄せたのかも?

鯛は、イベントの時とは違って形のある状態で提供されていました。ごはんにお箸を差し込むと、中にも大きな鯛が入っています。

香りと塩加減が良くて、美味しい。

お味噌汁は赤いお味噌で、ミツバを散らしています。
味強めで鯛ご飯と一緒にいただくのにぴったり。

呑めますね・・・

煮魚はこの日はぶり大根でした。

それぞれ手入れされたお野菜が美味しく、にごりや雑味の無い煮汁。
野菜や果物などの出汁もあわせているそうで、独特の甘味がありました。
これだけで日本酒1杯は呑めそうです。

ご一緒したかたに「この辺りで安くていい温泉はないですか」と聞いたら、明日の湯が良いと教えてくれました。わたしも温泉が好きなので、温泉話に花が咲きます。

温泉ソムリエの資格は、もともとは地域活性化のためにつくられた資格なのだそうで、温泉に1泊2日の泊りがけで講習を受けるなどすると取れるそう。

今、誰か友達でも誘って温泉ソムリエの講習を受けに行こかな、などと考えています。

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お造りは4種です。
スズキ、クロダイ、マコガレイ、ヒラメ、マグロ。
お醤油の上にお造りがなされています。

マグロはいちばん脂が乗ったところを食べてから写真を撮りました。
美味しいマグロでした。


ことぶきやさんでは、出来るだけ天然のお魚を日々仕入れているそうです。
クロダイはお店では初めて食べたかもしれません。

お豆腐はしっかりとした絹ごしで、上に辛子味噌が乗っています。
わたしはお豆腐も辛い物も好きではありませんが、この辛子味噌の口が痺れない程度の辛さと、香りの良さ、味加減が素晴らしく、少し粘度のある味噌は固めのお豆腐に良く合っていて美味しかったです。

冷たいお豆腐を食べて美味しいと思ったのは、初めてです。

お漬物はよく覚えていませんが、しょっぱいとか甘いだとかイヤな記憶はありませんので、丁度良かったのだろう。

薬味の海苔とゴマとわさびは、お刺身や鯛めし、お茶漬けなどお好みで使ってくださいと言う事でした。

急須にたっぷりのお出汁をいただいていたので、最後にお茶漬けにしていただきます。


お出汁はカツオの風味が強く、旨味たっぷりです。
このままの味で、温麺や稲庭うどんを食べても美味しいと思います。

お出汁だけでも美味しいので、飲み干して完食しました。

美味しい煮魚や、お刺身など鯛めし以外のメニューは日によって違い、種類も豊富なのでまた来たいと思います。

次はお昼にのんびり日本酒を呑みながらいただきたいと思います。

ことぶきやさん、ゆぷるさん、ごちそうまでした(^^)

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③天然鯛と養殖鯛の食べ比べ会

友人から、養殖鯛と天然鯛の食べ比べて味を学ぶというような趣旨の会への誘いがありました。

秋田県の男鹿市と、山形県の酒田市に住んでいたわたしにとっては、天然の鯛は身近な食材です。
5月頃には大きなものを自分で捌いてよく食べました。

それでも、養殖の鯛と天然の鯛の食べ比べをする機会は今までいちどもありません。
興味深く、主催者の方の人柄も好きなので即決です。

こんなにワクワクする企画はなかなかありません。

お料理・会場はことぶきやさんです。この日は、定休日で、貸し切りでした。隣がラーメン店で、ラーメン好きなわたしは、吸い込まれそうになります。



この日のメンバーは、知り合いはふたりで、あとの4人は初めましての方でした。

初めましての方とは言っても、ひとりは何度か話をしているそうですが、わたしも相手の方も、酔っぱらっているせいか、記憶にありません。自分は、呑んでも記憶がなくならない人間だと思っていましたが、記憶が無くなったことに気が付かないくらいに記憶がないようです。

呑んでいなくても「酔ってる?」とよく聞かれるくらいに、変わり者かもしれないわたしは、記憶がないほど酔っぱらっているときには、どうなっているのだろうかと、恐ろしくなりました。

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お料理はすべてお任せなので、ドリンクメニューしかありません。

会話に集中したい、お付き合い前や、付き合い始めのデート、仕事関係のお食事に良いのではないかと思います。

わたしも誰かに、こんな素敵なお店に連れて行ってもらいたいものです。


日本酒は、メニューにないものもありますが、記載されているラインアップのみでも、香るもの・甘いもの・スッキリなもの・旨口・食中に万能なものと、地域も味わいもバランス良く取り揃えられています。

わたしは、メニューにない、こちらの2種をいただきました。

どちらも辛口でキレの良いタイプですが、昇龍蓬莱は、スッキリとしていて、白隠正宗は、旨味のあるお酒でした。

かなり冷えた状態で提供されますので、ゆっくりと、温度変化を見ながらお料理と合わせていただくのが面白いと思います。

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本日のメニューは

♦刺身(生・湯引き・炙り)
♦焼きもの(天然・養殖2種)
♦出汁(天然・養殖)
♦鯛めし(天然)

ここに、他のお料理も付くそう。

ブレてしまいましたが、この方が若大将です。

始めに、日本酒を呑みながら会の趣旨と、鯛についての説明を聞きます。
天然の鯛と養殖の鯛の違いと、産地、釣り方、〆方による、味わいの違いを丁寧にお話してくださいました。まるで、学校で勉強をしているような感覚で、眠くなります。

この日は、千葉県産の活〆鯛を使用します。

6月の今時期、天然の鯛は産卵期が終了して、旬ではないそうです。

男鹿では5月半ばから6月の終わりまで、産卵のために男鹿沖を回遊する天然真鯛の水揚げ最盛期で、鯛まつりなるものが開催されています。
子持ちでも脂乗りは良かったように記憶していますが、大きな鯛でしたし、タイミングが良かったのかもしれません。


今回使用する鯛は、養殖の方が価格が高いそうです。

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お刺身用に醤油と、藻塩が並べられます。
藻塩は確か、三陸産と言っていたような気がします。

醤油はあっさりとしたお醤油です。

この日、わたしは舌先に大きな口内炎が出来ていたので、繊細で分かりにくいであろう鯛の食べ比べに自信がありません。

天然2日目・養殖2日目・養殖当日

熟成させたものと、当日届いて捌いたものを、シンプルにお刺身で食べ比べします。

天然2日目は食感が柔らかく、養殖2日目は、柔らかさはありますが、締まりがあります。養殖当日は、コリコリです。

旨味・食感などのバランスとしては、養殖2日目が好みでした。
天然2日目は、柔らかいだけで、旨味もそれほどあるようには感じませんでした。

わたしは、自分は脂も旨味として認識していることに気が付きました。

アンケートは、脂・旨味・香りの良さを、良い・まぁまぁ良い・良くない・悪い(違う表現だったかもしれませんが、そのような内容です)の中から選ぶものでしたが、旨味も香りも、自身が脂由来のものに反応してしまうため、選ぶのが困難でした。


しかも、腹と背の部分では、違う感想になります。腹の部分は差が大きいので、背の部分で評価しました。


アンケートで感想を選択しながら食べ比べるのですが、自分が感じたものとは全く違う質問が並んでいるので、戸惑い、自分が感じたことを一瞬で忘れます。

隣に座っている女性・Nさんに、「こっちは、天然?こっちがトゥディ?そしたらこっちが2日目養殖?」と何度も聞きます。

優しいNさんは、この度にイヤな顔をせずに教えてくれます。

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湯引きしたものです。

わたしが何度も、どれが天然か、どれが養殖かと聞くので、付箋をつけてくださいました。

塩の味がきついです。
鯛には、もっとパウダリーで、柔らかい塩味の塩を合わせたいと思いました。


確か、沖縄の塩にそのようなものがあったなと思いながら、塩・醤油と食べ比べます。

やはり鯛は同じように見えても違うので、塩が合うものと、醤油が合うものがあります。

炙りです。

養殖2日目は、緑色に光る脂が浮いていて、見るからに美味しくなさそうです。
臭みも気になります。

他の鯛も、身質が見るからに違っていて面白いです。

天然2日目はイヤな所がなく、香りも良かったように記憶しています。

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お吸い物は、椀の形状が違うため、同じ条件で香りの確認ができない(わたしはよく酒を利きますが、酒は、同じもの・条件でも、グラスが違うと香りが変わるので)不満に思いましたが、飲み比べてみると、全く違うことに驚きます。

浮いている脂の大きさも全く違い、天然は細い脂が浮いており、養殖は大きな脂が浮いています。

天然は身がふわふわと柔らかく、汁の味わいは、スッキリとしていて品があります。

養殖は、身にギシギシ感があり、汁はまったりと、だらしない旨味を感じます。

お茶漬けには養殖を使いたいですが、お吸い物としては、天然のほうが最後まで美味しく食べられるかなという印象です。

養殖を先にいただいたのですが、その直後に天然をいただくと、澄んでいて(旨味を弱く感じる)、角のある塩味を感じて物足りなさを感じます。

香りは、天然のほうが爽やかさがあり良いです。

時期的なものだと思いますが、全体的に天然は脂乗りも旨味も少ないように思います。

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焼物です。養殖トゥデイは、かたいです。

養殖2日目は、脂の乗りからか、皮目が香ばしく焼けていて、香りが良かったです。
身質も柔らかく良いと思います。確か。

よく覚えていませんが、みんなは天然が美味しいと言っていました。

天然は欠点は少なかったのだろうと思います。
結果的に、自分が天然と養殖2日目、どちらを選んだのかは忘れました。

生ビールはヱビスです。
泡がこんもりとしていたので、写真を撮りました。

鯛めしは、おこげが少しついて美味しそうです。

箸を差し込むと柔らかく入っていきます。
食べてみても、米粒と米粒の間にたっぷりと空気が入っているような、ふかふかとした食感に驚きます。米は、柔らかいという人が多かったです。

わたしも、もう少し硬くても構いませんが、そんなことはどうでも良いくらいに、炊き方が良いと思いました。

ここのご飯はきっと、鯛でなくても美味しいでしょう。

忘れました。瓜です。

毛ガニです。内子入りでした。
わたしは、ごろごろと形を残した内子が好みです。

茄子の揚げ浸しと焼き茄子のお浸しだったでしょうか。

貴重な体験をさせていただきました。
若大将は、料理に夢中で、真面目に向き合っているということが、言わずとも伝わってきました。

成長し続ける、今以上に美味しいものをつくり続けていかれる方なのだろうと思います。

お酒は20歳になってから。のんべーほど酒量はほどほどに。

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