どうも熊猫爺屋です。
とある居酒屋でよく一緒になる常連さんから「日本料理でランチの美味しいお店知りませんか?」と質問を受けました。
その方は同僚から質問され心当たりが無く、困って私に聞いて来たらしい。
何を優先するのかによって薦めるお店も違ってきますが、今回は「久しぶりに会う親族との食事にふさわしい美味しいお店」が希望のようなので、仙台の名店と呼ばれるランクでランチをやっているお店の名前をいくつか挙げてみました。

味は好みなので私が美味しいと思っても他の人が美味しいと思うかというと必ずしもそうではないと思います。なので食べる前から絶対に美味しいはず!という雰囲気を醸し出しているお店を選びました。もちろん評価も高いです
わかりやすいのは「ミシュランの星を取っているお店」ですかね。
お店の名前を伝え終わると「私も行ってみたいな」とつぶやかれましたので、「では行きましょうか!」と一緒に行く運びにしました。
日本料理 e.(イーピリオド)のメニュー、予約など詳細
お店選びは私の独断です。単純に行ってみたかっただけです。
その店の名は『日本料理 e.(イーピリオド)』
▼店舗詳細
店名 | 日本料理 e.(イーピリオド) |
営業時間 | 12:00〜15:00(L.O. 13:00) 18:00〜10:00(L.O. 19:30) |
定休日 | 水曜日 |
ご予約・詳細 | 一休.com |
その他 | カード、QRコード決済可 サービス料10% 禁煙 子供可 |
住所 | 仙台市青葉区片平1-1-18 |
今回も事前にネットで下調べをしました。
参考までに店主の経歴を店主 千葉宏嘉(ちばひろよし)1976年、仙台市生まれ。広尾のミシュラン2つ星の日本料理店「分けとく山」で12年間修業。
在籍中、ふぐ調理師免許取得。その後、仙台のミシュラン1つ星「ナクレ」で現代フランス料理を学び、15年1月、仙台にて独立開業。
17年7月、ミシュランガイド宮城2017特別版にて一つ星獲得「ひと皿からひろがる豊かさは日本料理の素晴らしさ故(ふる)きを温(たず)ね、新しきを知る和食の基本と、新しい発想の食を通して皆さまに楽しんでいただきたいと思っております。料理と出逢うひとときが日々の潤いとなりますように」
http://www.cuisine-e.jp/
こちらのお店は「完全予約制」になってます。
なので私はネットで予約してから訪問することにしました。
- ディナーのコース【おまかせコース】
◎11品程度 13,915円
◎厳選食材を使用した11品程度 18,150円 - ランチのコース【おまかせランチコース】
◎9品程度 6,655円
◎11品程度 13,915円
■ご予約・詳細:一休.com
今回の相方は少食なので9品で6,655円のおまかせランチコースをお願いしました。
ミシュラン獲得の店「日本料理 e.(イーピリオド)」へ行ってみた
最寄りの大町西公園駅からは徒歩約5分。青葉通一番町駅から徒歩約7分。仙台駅からは車で5分、徒歩20分くらいかと思われます。
相方と一番町で待ち合わせをして青葉通りを歩いてお店に向かいます。
青葉通りから細い裏路地を進むと都会の喧騒が静まって行きます。
鬱蒼と樹木が茂るのは良覚院丁公園。



明治32年に建てられた茶室「緑水庵」がある庭園の隣にお店はあります。

お店の二階の個室からは庭園の様子が見えそうです。
日本の伝統建築である蔵の風情をもつ白漆喰風の白壁に真鍮のドアハンドルが目を惹く南仏風の白い二枚扉。


その外観から「遊び心を加えた日本料理を作る」という店主の想いが伝わる。
和の中に入るために洋の扉を開ける。和食とフレンチの名店で修業を重ねた店主の創る料理に期待が高まります。
お席はカウンター6席、半個室のテーブルが見えました。
二階には完全個室があるようです。
この日もカウンターをチョイス、お互い居酒屋仲間なのでカウンターの方がしっくりくるようです。
おまかせランチコースと日本酒とシャンパーニュ
席に座ると箸の他にスプーンとフォークが木目調のカラトリーケースにセットされております。


雰囲気の良いお店だと、気分が上がり泡で乾杯したくなりますね。
まずは、サロンの姉妹メゾンをいただくことにしました。
サロンと同じ村のブドウを使用した、贅沢なスタンダードキュヴェ。

ドゥラモット ブリュットで乾杯!

先付けはホタルイカとウルイにトマトが彩りを添えて


酸味の効いたソースが好みな旬の一品でした。
揚げ物はウドと筍。


ナスタチウムの葉が添えられているのが可愛いですね。和名の金蓮花(キンレンカ)という響きも好きです。
日本酒好きにしか伝わらないかもしれませんが「新政天蛙のラベル」を思い出したのは私だけでしょうかwww
▼新政天蛙のラベル


これね!わかる~!
吸い物は海老真薯で、花びらの形に切られた桜大根が見た目に綺麗です。

向付け、扇形の器に盛られたのはシマアジとヒラメ。

「こんな形の器もあるのか」と特徴的な器をどんな気持ちで買ったのだろうと思いながら味わいます。

刺身が来ると日本酒が欲しくなります。
山和spring、春のお酒っぽく桜の柄が綺麗ですね。切子の御猪口でいただきます。


これは!!堀口切子の籠目では!?
クリスタルガラスの江戸切子で飲めるの贅沢~!
蒸し物の茶碗蒸しにはトロミのある海苔が掛けてあり海苔の芳香が鼻腔をくすぐり食べる前から美味しいです。


焼き物は鶏肉でした。

肉の火入れにポワレ(加熱)とルポゼ(休める)のフレンチの技術が使われ黄身のソースもフレンチっぽい逸品でした。
そして土鍋ご飯の炊きあがりを見せてくれます。

旬の北寄貝ですね(思わず下ネタを言いそうになりますが上品なお店のカウンターでそんな事はしません)。

エロい!違った!エラいぞ!
茶碗に盛っていただき、香の物、止め椀と共にいただきました。

最後は水菓子です。カラトリーにセットされたスプーンとフルーツフォークの出番が来ました。

背の高いグラスには白いヨーグルトムースとオレンジ色の柑橘が美しい。

こちらはスガハラのシャンパングラス!どのお料理も、盛り付けだけでなく器まで、目にも楽しいお料理!

熱々のほうじ茶をいただきながら甘味を堪能します。
食べきれない北寄土鍋ご飯は綺麗に包んでお土産としてお持ち帰りさせていただきました。
清潔感のある瀟洒な雰囲気の店構えと季節の食材を丁寧に調理する技術今回はランチのエントリーグレードのコースでしたが、それでも十分に楽しめて、グレードの高いディナーコースが楽しみになるようなランチでした。
特別な日のデート、接待、ご家族での会食にもおすすめです。
日本料理 e.(イーピリオド)さんのご予約・詳細は 一休.com からどうぞ。