土曜日のお昼過ぎに突然温泉に泊まりたい欲が爆発!
山形名物の寒鱈汁を食べながら日本酒が飲めることが条件の当日予約。
しかも「すき焼きも食べたい!」わがままな注文にヒットしたのがこちら温泉旅館。
湯の浜温泉で1番海に近い温泉旅館【愉海亭 みやじま】
どこに車を停めようかと悩んでいると、宿の方がすぐに表へ来て駐車場のご案内♪
しっかし、海のそばは風が強い。
湯の浜の軽くサラサラとした砂が踊り狂い、車から降りた直後にわたしの目に大量に飛び込んできた。
▼こちらでもレポしてます
愉海亭みやじま宿泊ブログレポ2 JTB編
「お部屋おまかせ」の客室
この年はみやじま創業100周年ということで、福引を行っていました。
月山ワインとか日本酒を当てようと意気込んでいたのですが、当たったのは全員お菓子。
ガッデム!
入口からすぐのフロントで受付をして、まっすぐ部屋に向かいます。
和洋室のベッドルーム
1人ようですね~
子供と添い寝もちょっとキツそう。
今回はお座敷にお布団を敷いてもらいます!
お部屋お任せでも海は見える?
部屋はドアを開けて左にベッド、右に和室。
窓の外には駐車場。
湯の浜で海に1番近いのだから、全室オーシャンビューに決まっていると思い込んでいた…
急いで決めたのであまり意識していなかったのですが、予約したのはお部屋お任せプラン。
海の見える部屋に変えることはできないかお願いしてみましたが、海側の部屋はすでに満室とのこと。
残念だけど、温泉と食事があるし!
チョイと落胆して窓際のイスに腰を掛けると・・・
海です!日本海です!
やっぱりここまで来たらお部屋からも海が見たいですよね~。
ご予約の際はお部屋の向きなどをよくご確認ください。
お任せの部屋でもお風呂(浴槽)は温泉が出る
部屋についているお風呂はなかなかいい雰囲気。
温泉が出ますよ♪
せっかくだから入ればよかったな~
大浴場で満足でした!
一通りお部屋をまわったら、福引で当てたボーロでお茶をいただいてのんびり・・・
さて、肝心の温泉へ向かいます!
名物!宿泊者はワインと玉こんサービスあり
と、16時30分頃だったでしょうか。これからワインを振る舞うというようなアナウンスがあったのでお酒に目がないわたしは入浴前に寄ることにしました。
ワインは辛口しっかりめの月山ワイン。
一緒に玉こんにゃくもいただきます。
地元のワインと郷土料理がいただけるのは嬉しいですね。
だがしかしここは日本酒では。玉こんにゃくには日本酒!!
温泉は景色抜群!おすすめは屋上露天風呂
「愉海亭 みやじま」といえば、海の見える屋上露天風呂!
なのですが…
この日は強風のため屋上露天風呂の使用は禁止なんだとか。。
残念!!
ではでは、地下と海の見える大浴場に行ってみますか!
地下大浴場
まずは地下の浴場から。
他に入浴客がいたので写真がなくごめんなさい~!
景色は特にないけど…
41度ちょっとの湯温で、熱くなくのんびり入ることができました。
お子様連れでも安心ですよ♪
シャンプーなどはTSUBAKでした。
展望風呂からの景色
2階の展望風呂へは翌朝8時頃にむかいました。
広い浴場を1人貸切り状態で入浴!
窓からの景色が最高に良い。
こちらのシャンプーはポーラの非売品で、髪がきしまなくて良かったです。
泉質
ちなみに愉海亭 みやじまの泉質は『湯野浜温泉源泉』ナトリウム・カルシウムー塩化物泉。
無加水無加温の源泉かけ流しですが、塩素使用。
無色透明ですが、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉でちょっとしょっぱいです。
42度くらいになるよう調整しているそうです。
夕食は海の見えるレストランで
夕飯・朝食は海が見える食事処でいただきました。
冬は寒鱈汁とすき焼き!地産地消の料理がおいしい
当日予約でこんなに素敵なごはんを用意してくれるなんて嬉しすぎる!!
前菜が左から、ふぐたたきぽん酢ゼリー、ローストビーフだだちゃ豆ソース、数の子と菜の花。
オシャレ~!
ローストビーフのだだちゃ豆ソース!
味が想像できずドキドキしましたが、おいしーい。
ふぐはもっとシンプルな味付けで良かったかも。
香草の香りとポン酢の酸味が強く素材が勿体ないような…
東北でふぐ?と思う人もいるかもしれませんが、実は庄内浜では天然のとらふぐが獲れます。
以前から築地などにおろしていたそうで、加茂水族館のレストラン『沖海月』でも庄内浜の天然とらふぐを堪能できるなど地元でも扱うところが増えています。
お造りはカンパチ・甘海老・ヤリイカ・平目。
ますのムニエルと頭から食べられるガサエビの素揚げは海老のソースで。
ガサエビ初めて食べたけど、うまいな~!
他のえびよりも殻が柔らかくて食べやすく、素材の味が濃い。
口にブロッコリーがぶっ刺さったずわい蟹の甲羅蒸し。
庄内ではズワイガニがよく獲れます。
あんかけになっていて、柔らかく瑞々しいカニ身がおいしい。
すき焼きは普通です。
どうせすき焼きを頼むなら山形牛や米沢牛のすき焼きを選んだ方が良いかも!
寒鱈汁は大きな寒鱈を使っているそうで、胃袋がコリッコリです!
めちゃくちゃ美味しい!!
白子ふわふわ。
アラはトロトロとろけます。。
海苔も普通と違って、分厚い板状のあおさ海苔のような食感。
香りも良い~
ここまで来て良かった~
枝豆と栗のご飯も自然な甘さで美味しい!
これで日本酒が呑めてしまいます。
普段ごはん食べないのですが、山盛りにして食べました。
デザートにはごまプリン。
アップルパイに使うような、りんごを甘く煮たものが乗っていました。
どれもおいしくお酒がすすみました!
お子様ランチもちょっと贅沢なレストラン風!?おいしそうでしたよ!
地酒の飲み比べ
お酒の紹介もサクッと。
食前酒の大山の生酒は透明感があり柔らかくふくよかでキレが良く、今まで宿でいただいた食前酒の中でも特に美味しいです。
利き酒は大吟醸のみの5種類で、全部で約1合。
単品の日本酒メニューも大吟醸、吟醸、本醸造、中身のわからない熱燗で、純米酒はありませんでした。
自分では純米酒ばかりを選んでしまうので、5種類も大吟醸を味わうというのは新鮮!
内容は
●栄光富士『古酒屋のひとりよがり』大吟醸
●出羽の音『酒のいのち』大吟醸
●大山『槽掛け雫酒』大吟醸山田錦40%
●竹の露『蔵古流』大吟醸
●亀の井『くどき上手』大吟醸
すべて鶴岡市の酒蔵で、フルーティーなものと落ち着いた香りのものとがありました。
この日の日本酒はちょっと状態が良くないかな…?
日本酒を呑むなら、ボトルごと頼める冷酒とかが良いかも。
チェイサーは瓶ビール。お水もお願いしていただきました。
〆は持ち込んだ地酒と宿のお菓子で部屋飲み
温泉宿の夕飯のあとの部屋呑みが1番の楽しみだったりして。
子供たちを先に寝かせるつもりが夫が先に寝てしまい、娘を肴に山形地酒を。
山形に住む妹にもらった上喜元で晩酌です。
部屋に用意されていたお菓子も良いおつまみになりました。
朝食は和食中心で優しい味わい
朝食は夕飯と同じく和食中心で、素材を味わうお料理。
多すぎず少なすぎずのボリュームで朝の元気をチャージ!
とてもゆったりと楽しむことができました。冬の海も良いですね。
▼こちらでもレポしてます
愉海亭みやじま宿泊ブログレポ2 JTB編
周辺でおすすめの食事・観光地
▼庄内グルメ
▽鶴岡観光
▼鶴岡でお買い物