日本酒オタクがすすめる【焼鳥一㐂(いっき)】秋田の日本酒居酒屋ならここ!

投稿を休んでいる間に、秋田に帰省しておりました。

安心してください!!!

毎日、日本酒、呑んでます!!!

駅前で日本酒が旨い居酒屋と言えば、某食堂が有名ですが、仲間内では日本酒の状態が良くないということで有名です。
種類が多ければ減りも遅くなるので、劣化するものも増えるのではないか、と思いますが、お料理や人柄も人気のお店です。次は伺いたいです。


今回はわたしの日本酒仲間おすすめの、こちらのお店へ伺いました。

駅前の石川酒店で美酒の設計を買ってから。

焼鳥 一㐂(いっき)

明田地下道、たいあん弁当の近く。

入口前のガラス窓には十四代や新政、而今などのレアな有名酒ではなく、マニアックな日本酒瓶が並んでいます。そのレアさは、

オタクにしかわからないでしょう。

【農醸】は、農家が作る日本酒プロジェクトにより一白水成で有名な福禄寿と大潟村の農家である松橋ファームを中心に、消費者が希望し、会員となって作業体験や交流をしながら造り上げるお酒です。裏ラベルには参加者の名前が書かれています。

【浦城】は福禄寿が醸すお酒で、一白水成とは仕込み水違いの北宇商店PB商品です。旨いです。

入店しましょう!!!
るんるん!!!

カウンター7席、テーブル席1つは5人がけ。

予定時刻よりも早く着いて練習することが飲み会の楽しみの1つであるわたしは、練習時間を含めて予定を立て、行動します。

「練習」と言うのは、酒を呑むことを我慢できない秋田県民が、飲み会が始まる前やメンバー全員が集まる前に酒を飲み始めることです。

しかし練習好きの人間が多いため、15分~30分ほど前になると数名集まり1人で練習することは、なかなか叶いません。

この日のわたしは念入りに練習をするために、40分前に着きました。

真面目な酒呑みです。見習うと良いでしょう。

日本酒のメニューが多く、スペックの記載が無かったこともあり、呑む酒を選ぶことが出来ません。
この席数の焼鳥屋でこんなにたくさんの酒を、しかも季節限定酒を集めるなんて、いろんな意味でやべーな。そう思いました。

しかし店主としては、おすすめのお燗酒をくださいと言ったときに、熟成したお粥のような古酒の竹鶴を、而今や風の森などのフレッシュな冷酒ばかりを呑むわたしにすすめた仙台の【〇たけ】の店主の方がやべーやつだと思っています。

とにかく酒の劣化が心配です。

冷蔵庫の奥までぎっしりと入った日本酒は、ほとんど違う種類ものです。
メニューにはありませんが而今も見えました。

4合瓶が多いことと、今話題の農口が置いてあるのは好印象です。

この種類の豊富さでも4合瓶が多いのであれば劣化は少ないでしょう。

(実際この日呑んだものの中で老ねや熟成、劣化などを感じたものは、後に書く老ね香と言った貴醸酒を貴醸酒で仕込んだ酒だけです。)

今気が付きましたが一白のあらばしりがあります。
一般の消費者では、なかなか手に入らない酒です。
天洋酒店で買うことが出来ます。旨いです。

生ビールはハートランドです。最高だ。しかし、ここは日本酒でしょう。

常連客である友人のおかげかもしれませんが、3種呑み比べ(900円)に新政も入れることが出来ました。
今回はたくさんの日本酒をいただいたので、裏ラベルなどの詳細は記載しません。

うきうきは吟の精だったのか。酒こまちのイメージでした。
酸とガス感がしっかりとあり、舌がピリピリします。もったりとした甘さです。開栓3日目くらいでしょうか。

今年の新政干支ラベルは呑んでいなかったので呑むことができて嬉しいです。
お酒の入ったグラスを見ればわかる通り、ガス感が強いです。

軽やかで呑みやすいので簡単に1本空きそうです。
香りですが、グレープのような甘すぎも爽やかでもないフルーツ香に、木のような香りが混じります。
木桶仕込みではないエクリュにもあった香りなので今年は他の酒にもそのような香りがあるのでしょうか。


阿櫻と言えば、わたしは水色文字ラベルの中取り・酒こまちと、このオレンジラベル・吟の精が特に好きです。

雑味が少なくキレイなのですが、後から濃厚な旨味と酸があります。
旨いです。そして、好みを別にしてもとても良いお酒だと思います。

肴がわたし好みで安いです。
なまこ酢と鶏皮ポン酢を注文します。

なまこは塩もみをした生のなまこで、ゴリッゴリにかたく、爽やかな磯の香りがほんのりとして臭みがありません。今まで食べたなまこ酢で1番旨いです。
鶏皮ポン酢は茹でた鶏皮をじっくりと脂を出しながら揚げ焼きして冷やしたものです。嫌な油臭さが無くて美味しいです。

ちなみに、ここまでが練習です。

ここからが本番です。

友人Aが選んだ3種は花邑です。裏ラベルは出羽燦々のものです。

30BY から出羽燦々が加わり、益々秋田の蔵なのか山形の蔵なのかわからない酒米ラインアップになりました。
陸羽田も出羽燦々も、秋田で使っている蔵は両関しか知りません。

出羽燦々らしい甘い赤リンゴの香りです。
派手に目立つところのない、甘味と旨味のバランスが良いキレイな味わいで、後に柔らかく酸を感じます。

わたしは「山形の酒だ」と言われたら、「あぁ、そうでしょうね」などとドヤ顔で言うほどに確りと騙されるでしょう。

レバーはタレも塩も、焼き加減が良いです。
日本酒のラインアップと豊富さがオタク心をくすぐり酒瓶を眺めるだけでも楽しいので料理は美味しくなくても良いや、と期待していませんでしたが酒も料理も旨いです。

友人おすすめの日本酒をわけてもらいました。
わかりやすいカプロン系のリンゴ香のする本醸造で、キレイなのですが旨味のある、吟醸酒と特別純米酒の良いとこどりをしたようなお酒でした。
1000円以内で買うことができるハイ・コストパフォーマンスなお酒です。
その辺の吟醸酒より香るし旨いです。

純米信者のわたしですが、旨い本醸造に出会い、アル添酒への抵抗がなくなりつつあります。

どうやら花邑の出羽燦々を自分でも注文して呑んだようなのですが、記憶がありません。

浦城の美山錦と美郷錦の活性にごりも呑みました。
先に説明したように、福禄寿酒造の一白水成とは仕込み水が違う造りの、北宇商店のPB商品です。

ピンクのラベルは口開けで、泡が強くて開けるのに時間がかかった美郷錦です。
酒粕の香りが気になりました。少しもたつく味わいです。

黒いラベルは美山錦で、こちらの方がスッキリとして酒粕の香りも気にならずわたし好みでした。こちらは口開けではありませんが、泡は元気です。

どちらも精米歩合50%の純米大吟醸ほどの磨きです。

友人が選んだ3種から、風の森を味見させてもらいます。
旨いです。あと3日ほど寝かせたものが呑みたいです。

お腹が空いていた上にあまりにも美味しそうだったので、写真を撮る前にかじりました。
ここのおにぎり、でかいのですが、1人で完食しました。

こんがりと焼かれたおにぎりの具は、秋田らしく辛めな鮭が入っています。
わたしは美味しくなかったり飽きたりすると、すぐに誰かに食べてもらおうとするので余程美味しかったのでしょう。

ブレていますね。酔っぱらっているようです。

この日は友人Aと友人Bの他に、某・地酒っこ倶楽部の3人も一緒で、いろいろわけてもらって呑んでいたので、他にも呑んでいます。

英君試験醸造酒のピンク色は着色料でつけたものではなく、赤色酵母を使用して造られたものです。
発酵が穏やかになるような性質もあり、アルコール度数は低くなりやすいのではないでしょうか。
アルコール分13度の低アルコール酒です。

一応裏ラベルも撮っていますが、やる気がないのが見て取れます。

4本まとめて撮ったせいで、文字を拡大しなければ裏ラベルの文字を読むことができません。

飛囀シリーズは自宅にあるので後日ゆっくりと呑み、ブログにも上げますが、ハクチョウが1番好みでした。ヒナ、ヒバリは香りが好みではありません。

今まで秋田になかったタイプの酒です。リンゴ酸のきき方から仙禽を思い出しました。
秋田でNEXT5以外にこのような新しい酒を造る蔵ができたことを嬉しく楽しみに思います。
飛良泉は他の山廃 生酒も美味しいです。

注目しています。

それから、今期の秋田の酒は、千代緑が特に旨いと思います。

ホタルイカとひろっこの酢味噌かけ。
旨いに決まっている。

にいだしぜんしゅは味見をしましたが、どのような酒だったのかを覚えていません。
もともと甘に酸が強いイメージがあったので、大してイメージ変わらないような味わいだったのかもしれません。

このお酒たちの中では印象が薄かったのでしょう。

貴醸酒は水の代わりに酒を使って仕込んでいますが、新政の【ムラサキヤタ】は、熟成した貴醸酒を使用して貴醸酒を仕込んでいます。

古酒のような香りがありました。わたしにとっては醤油のようにも感じられる老ね香です。好きなタイプではありません。製造年月2011.05です。

今まで呑んだものからは貴醸酒は甘さが特徴だと思っています。

ゆきの美人のガス感のある貴醸酒がわたしは好きです。

なまこ酢が美味しかったのでおかわりをしました。また食べたい。

【澤屋 まつもと 守破離】は見つけたら必ず呑みます。
好みのタイプなのです。いつもガス感と旨味があってサラッとしています。

友人おすすめの【純米大吟醸 千】です。

千代緑を造っている奥田酒造が醸す吉田商店PBです。
美山錦を50%まで磨き、協会701号(長野で有名な真澄酵母)を使用したお酒です。
旨いということしか覚えていません。

こちらも吉田商店のPBです。製造者は爛漫。

華やかな香りで、酸を控えたキレイな大吟醸です。
これ高いんじゃないか。

この日はこのお酒で〆です。(たぶん)
良いお店で、良い仲間と、良い夜を過ごしました。

本当にありがとう。
また呑みましょう。

焼鳥いっきには再訪します。

20時~21時以降空いてきますが、早い時間は予約必須です。
わたしが伺ったのは水曜日でしたが、18時ころには満席でした。

焼鳥 いっき

17:00~22:00
日曜定休日
カード不可駐車場無し
秋田県秋田市南通築地4-13
018-853-7011

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お酒は20歳になってから。のんべーほど酒量はほどほどに。