普段は仙台の居酒屋さん情報を中心に発信しています。ブリのお刺身大好き仙台ぶり子です。
今日は秋田県秋田市にある、どのジャンルなのか形容しがたい地元民に愛されているお店の紹介です。
思い出の店「港北いわや」
あれは28年ほど前のことであった。
当時通っていた小学校のそばにウスターソースビシャビシャのホットドッグ（１本50円）や、凍ったゼリー（１本20円？）が食べられる天国のような店があった。
2022年、コロナ禍で数年ぶりとなる秋田へのお盆帰省。
わたしは、妹家族と13歳に成長した娘を連れてその店の今を確かめるために向かった。
港北いわやの駐車場クソ広い
秋田フォーラスは秋田オーパに、イトーヨーカドーはフォンテ秋田に、シネマパレもザキのカラオケ時遊館も大町の黒猫館もなくなり、秋田はどこもかしこも変わり果てた。（大袈裟）
しかし、信じられないことに港北いわやは今も変わらずそこにあった。
あの時のままだ…
鄙びた佇まいが逆に新しくすら感じる。最近若者が言うエモいとはこのことであろう。
そして、駐車場がクソ広い。
ラーメン屋台やガーデンテーブルを出しても駐車場として機能しそうな広さだ。
「港北いわや」はトレカと駄菓子の店になっていた
店の前へ行くと、カードゲームのポスターが貼られていたり、カードゲーム大会について書かれた立て看板が置かれていた。
どうやら今の港北いわやはトレカの販売をしたり、カードゲーム大会の会場になっているようだ。
ネットでは「ポケカ買うならいわや」というクチコミも見られた。
秋田にはもともと「いわや」と呼ばれる店がいくつかあって（今はなくなってしまったけど）、今思えばあれはチェーン店だったのかもしれない。
20年ほど前、自衛隊近くの「いわや」でチューハイを飲みながらMTG（マジックザギャザリング）というトレカの対戦を眺めていたら、「ここは禁酒です！」とお店の人に怒られた苦い思い出がある。
え、マジで。もう20年も経つの。
あのとき、親友「永遠の23歳・シメサバ」に出会ったんだ。
店内に入ると、記憶の中の「いわや」よりもずっと広く、懐かしい駄菓子も増量しあの頃よりも魅力的に感じる。
パワーアップしている？？？
ソフトクリームも販売されていた。（あの頃はなかったハズ）
冷凍庫の中にはあの頃と同じように、チューペットやゼリーが詰め込まれている。
板チョコアイス久し振りに見た。
カップ麺まである。
ポットとイス・テーブルまであり、痒いところに手が届く…
何だか嬉しくなっておばちゃんに思い出を語ると、ホットドッグはもう随分前にやめてしまったと教えてくれた。
「この前はテレビの取材だった」とも言っていた。何度かメディアで紹介されているようだ。
思い出のお気に入りの店が繁盛しているのはやはり嬉しい。
駄菓子コーナーには、10円～のお菓子が所せましと並んでいる。
10円のきなこ棒。
爪楊枝の先に赤いしるしが付いていたらもう１本もらえるヤツ。
懐かしい！
プチプチ占い。
20円でチョコが食べられて健康運や恋愛運までわかる優れものだ。（今は30円）
ねりあめ。
小学生のころ、泊りに行った友人の家のおろしたてのカーペットにベットリこぼして「もう来ないで」とお母さんに言われたっけ。
10円～100円分の何かが当たるかもしれないチョコレートなんてものもある。
懐かしい。
今のわたしが気になるのはこちらだ。
万札。
これをいくつか買った。金持ちになった気分だ。
そしてゴールドバー。
金塊を模したチョコレートだ。全部娘に食べられてしまった。
カードゲームの会場は駄菓子と反対側にある。
めちゃくちゃ広い。
カード売り場も充実している。
雑誌やマンガも少しあった。
イイ店だ。
お会計を済ませて、店の前で１本。
シャリモチの凍った細長いゼリー。20円で楽しめるのは嬉しいよね。
お金の価値とは・・・？
ウン年ぶりに来た「いわや」
変わらないどころかパワーアップしていて、何だかすごいな。勇気が出た。
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秋田県秋田市港北「いわや 港北店」店舗詳細
お支払い方法イロイロ。
| 営業時間 | 10:30～22:00 |
| 定休日 | 火曜日 |
| 電話 | 018-846-4775 |
| 住所 | 秋田県秋田市土崎港北4-10-25 |
