石灰性腱炎の症状と治療法と薬の効果

1か月以上前から感じていた肩の違和感が、3週間前から上がりにくく痛いという症状に変化。1週間ほど前からは眠れないほどの痛みを感じるようになりました。

これはもしかしたら四十肩や五十肩ではないのかもしれない。そう思い一昨日整形外科で受診でしたところ、石灰性腱炎と診断されました。

四十肩・五十肩と腱板断裂、石灰性腱炎の違いと、石灰性腱炎の症状のすすみ方を書いていきます。

もくじ

①肩の違和感~痛みの始まり

②悪化する痛み

③腱板断裂か、四十肩か、五十肩か

④病院へ 石灰性腱炎と診断

⑤薬の効果

⑥今後の治療法

肩周辺の違和感

ブログを書いている最中は、意識をしないと3時間以上左腕は同じ位置にあって、右腕もほとんど動かしません。書き終わって腕を動かそうとすると、肩と腕がこわばって動きにくい…を通り越して、痛みを感じるほどです。


もともと姿勢が良くないということに加え肩周辺の動きが悪く硬かったので、30代であっても四十肩・五十肩になるのも仕方がないなと思い、少しづつ悪化する肩のこわばりや痛みを放置していました。

とはいえ、こまめに肩や腕を動かしたりストレッチをしてみたりと、病院へいかないまでも自分でできることはしていました。


その甲斐あってか右肩の違和感は解消されたのですが、左の症状は解消しません。

『左は右以上に動かさないから、きっとまだほぐれていなのだろう。右肩が治ったのだから、左肩も意識して動かすようにすれば良くなるだろう』

そう考え、ストレッチや運動を続けました。病院へ行く1か月くらいだったと思います。

悪化する痛み

その後1週間たって、左腕が上がりにくくなりました。
高い位置に布団を干そうとしたときに、左腕が上手く上がりません。痛みもあります。

試しに右手で左肘を持って上げてみると痛みもなく持ち上がったので、左腕を上げて使いたい時には右手で持ち上げることにしました。少し不便でしたが、自宅でマイペースに家事をするかブログを書くくらいしかやることのないわたしにとっては、まだ生活に支障はありませんでした。


しかし、症状は悪化し、朝起きたときに肩と二の腕に強いこわばりを感じます。布団の上げ下げが辛く、特定の角度では二の腕が痛むようになりました。

その夜、念入りにストレッチをして眠りにつきましたが、痛みは増すばかりです。

眠っていても、痛みで目が覚めます。寝返りを打つと腕が痛むのですが、痛みのない角度を探して眠ります。

ストレッチは逆効果と感じ、あまり動かさないようにすることにしました。

日常生活にも支障が出始める

症状は悪化し続け、右手で腕を上げようとしても痛みと引っ掛かりを感じて上げることができません。肩の痛みというよりも上腕の筋肉の痛みのように感じられ、特定の動きでは上げ下げ共に腱がなくなったかのように力が入りません。

家事はもちろん、洗髪、着替え、化粧をするのにも激しい痛みがあります。髪はもう乾かすことができません。二の腕が緊張して、脇を閉めたまま動かすことができないのです。

四十肩・五十肩と腱板断裂の症状

『四十肩や五十肩ってこんなに酷いものなのか、他の病気なのではないか』

そう思って調べると、四十肩・五十肩と誤診されやすいという肩腱板断裂の症状にもよく似ています。


四十肩・五十肩では肩関節が固くなるため、腕を上げようとすればするほど痛むのに対し、腱板断裂では逆の手で支えると上がる、上げ下げする途中では痛むが上がるというのが大きな違いのようです。わたしの腕も、腕の上げ下げをする途中では痛みますが、上がってしまえば痛みはありません。

その後の症状の違いとしては、四十肩・五十肩は自然と軽快するのに対し、腱板断裂であった場合は切れた腱板が自然と繋がることはなく、放置しておくと損傷・断裂の範囲が広くなることもあり、場合によっては手術が必要になるようです。

レントゲンに腱は写らないため、病院へ行ったとしても腱板の損傷に気が付くことができず、五十肩と診断されてしまうことがあるようです。腱板に損傷があるかないかを画像で確認するためにはMRIが用いられます。

病院へ 石灰性腱炎と診断

長い連休明けに整形外科へ向かいました。

痛みは増すばかりで、この日は肩を軽く叩かれただけでも叫ぶほどの激痛があります。


病院では医師が肘を持ち、ゆっりくりと前から上、横から上へと「上がりますか?」と声をかけながら支えます。腕は痛みで震え、硬直して上がらず、後方にもほとんど動かすことができません。

レントゲンを撮って診察室に戻ると、「これは痛かったね。すごく痛いね」と言いながら、レントゲンに写る肩の骨の上にある細長く白い影を指さし

「ここに石灰ができてる。石灰性の腱炎で、五十肩によく似た症状で治療法も似ているんだけど、痛みが激しい。今は一番痛い急性期だから、痛み止めの飲み薬と湿布や、肩の石灰の吸引をしたりステロイドの注射をして痛みと炎症を抑えて、痛みが落ち着いたら動かしてみる。自分でうまく出来なければ、リハビリのお手伝いもできるから」

そう説明がありました。

注射は激しい痛みが伴うがどうするかと聞かれたので、飲み薬と貼付剤を使用しても痛みが引かなかった場合にお願いすることにしました。

処方薬は

消炎鎮痛剤としてジクロフェナクNa錠25㎎(ボルタレンの後発品)

胃を保護するために胃炎・胃潰瘍の治療剤でもあるレバミピド錠100㎎ トーワ(ムコスタの後発品)

貼付薬の消炎鎮痛剤として非ステロイドであるケトプロフェンテープ40㎎ パテル (モーラステープL40㎎の後発品)

3日ほど服薬して痛みが治まるようであれば、自己判断で減らしたり飲むのをやめても良いということでした。

薬の効果

処方された初日は夜寝る前に服用しました。睡眠時は痛みがありましたが、朝はこわばりがあるものの、痛みがなくなっています。


薬で痛みが抑えられているだけで患部にはまだ負担があるのではないかと思い、できるだけ痛いときと同じように腕や肩を使うことにしました。


この日は昼過ぎに食事をとってから服薬し、夜は飲み会があったので湿布だけ新しい物に変えて出掛けました。

しばらく歩いていると肩から腕に疼痛があり、相変わらず腕の上げ下げをすると激しい痛みがあり、脇に腕をつけていないと痛みが走るため乾杯やお酌すらうまくできません。


その日の夜は服薬せずに眠りましたが、酷い痛みもなく眠れ、朝はこわばりもいくらか落ち着いているようでした。たった2度の服薬と湿布だけで随分と痛みが治まったので、このまま軽快してくれるのだろうと気持ちが軽くなりました。


今朝は朝と昼食をとらなかったので、今しがた3回目の服薬をしましたが、動かしにくさと怖さはあるものの、ゆっくりであれば腕の上げ下げを左腕のみで痛みなく行うことができます。

引っ掛かりや痛みを感じる角度があるので、それを避けた腕のさげ方をするからなのか、石灰の影響なのか、特に腕を下げるときに肩からゴリゴリと何かがこすれるような音が聞こえます。

今後の治療

痛みが治まるまでは夜のみの服薬で、少しずついつも通りの生活に戻し、日常生活に支障がなくなったら病院でのリハビリも視野に入れながらストレッチも取り入れていこうと思います。


石灰性腱炎のほとんどはこのような保存療法で軽快するそうですが、中には石灰沈着が石膏状に固くなり、時々強い痛みが再発したり痛みが続くこともあるようです。

痛みが強く日常生活に支障がある場合、手術で摘出することもあるようそうなので、注意して経過を見ていきたいと思います。

針治療も効果的とのことなので、長引くようであれば信頼している針灸師にも相談してみようと思います。

10月28日追記:3日間1日1回の服薬、湿布は5日間使用して痛みは落ち着いたので、痛みが出ないように生活していました。一昨日くらいから力を入れないような動かし方や家事ではスムーズに動くようになりました。腕を下げるときにゴリゴリ音が少しありますが、ストレッチも少しづつ始めています。

11月7日追記:ゴリゴリ音がなくなり日常生活も以前のように行うことができます。若干左のほうが力が入りにくかったり、長時間同じ姿勢でいるなどすると少しだけ痛むことはありますが、困るほどではありません。病院へは行かなくても良さそうです。