本日の晩酌まとめ【日本酒愛飲家が見る開栓後の変化の面白さ】山本雄町、改良信交、美酒の設計、シルキー

ちょっと日付が前後するのですが美酒の設計の感想をひとつにまとめたかったのでこちらの投稿に載せることにしました。

わかりやすいカプロン系ということで、りんごのような香りということになりますが、個人的には砂糖水をカラメルにするときの香りのようなものを最近では感じることが多いです。

おそらくtweetにあるこのバニラ香のようなものというのが美酒の設計 生にあった乳の香りが崩れていない状態なのではと思います。

甘味と重厚感と、それがくどくなり過ぎない辛さにも似た苦味のあるお酒。というのが雪の茅舎のイメージです。ジャンル的には一白水成と同じ、男酒だけれども甘く華やかに香るというオカマ酒に分類しています。一白水成よりも丸みがあって女性的な雰囲気の美しいオカマです。

一白水成は、自分の中ではド派手でムキムキなオカマです。

パイカの煮込みは弱火で完成までに10時間近く煮たと思います。鶏手羽元の軟骨も大好きなのですが、このパイカ煮込みも骨までほろほろ食べられるのが好きです。

美酒の設計は開栓後の変化で3日目にはねっとりとした生キャラメルのように変化していました。

りんごとバニラ→生キャラメル

こんなふうに変化を楽しむことができる日本酒の家飲みが大好きです。
ひとりでは早く呑み切れないからと家飲みを敬遠するかたが多いですが、4合瓶をじっくり呑むのも面白いものです。開栓から1週間以上、長いものでは1か月ほど変化を楽しみながら美味しく呑むことができる日本酒もあります。お店で呑んだ味わいや香りがそのお酒の全てではありません。

重たいお酒と軽やかな白麹仕込みのシルキーの組み合わせで晩酌って幸せです。

大好きなぶりもあるし。焼酎でよく使われる白麹はサッパリとした味わいで、クエン酸が強く出るので酸がイキイキしたお酒になります。シルキーは泡酒です。同じ白麹仕込みの亜麻猫と比べると、シルキーのほうがもったりとした重厚感のあるお酒です。

今期アニメは凄いラインナップです。食戟のソーマ、七つの大罪、ちはやふるは欠かさず見ると思います。

柑橘、マスカット、バナナのような香り…

セメダイン臭がほんのりと言う事ですが、№12酵母は酢酸イソアミル系の酵母だったと思います。

以前セメダイン系、酢酸エチル臭はカプロン系ではないかと蔵元に言われたということをどこかで書いたと思いますが、どちらも併せ持っているものだしどちらかがというのも違うし、酢酸イソアミル系・カプロン酸エチル系・酢酸エチル系とわけるのがわかりやすいように思います。

酢酸エチル臭って悪く言うとマニュキア香で、わたしにっとてはオフフレイバーですが、このタイプが一番好きという人も多いんですよね。むしろわたしのように悪く言うのはごく少数です。


食や香りの好み、旨い、不味いという差。その人の舌や鼻が、同じものを食べたときにどのように感じているのかは、その人にしかわからない。

キレイに熟成された瓶の中の酒というのは不思議なもので、開栓したては瓶に詰めたときのフレッシュさも感じることができるのですが、開栓当日や翌日以降、空気に触れさせると全く別のお酒かのように変化することが多いです。

数分で大きく変化するものもあります。

タイムマシンというか、玉手箱と言いますか、開けてみたら完熟メロンがキャラメルに変わる。

数か月や数年、瓶の中で溜め込んだ熟成が、空気に触れることで一気に開く。

日本酒に詳しくないという人であっても、この大きな変化を一緒に体験することができたら、日本酒の面白さを共有できるのではないかと思います。

お酒は20歳になってから。のんべーほど、酒量はほどほどに。