柏木【中華そば 笹生(ささき)】中華そば900円

仙台 ぶり子

秋田出身・仙台在住。
白子やあん肝、お刺身とお寿司が好きな日本酒オタクです。レマコムの温度設定を間違えて140合も凍らせたことがあります。凍っても酒は旨いままでした。Twitterフォローしてね。

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古川の人気店【中華そば 上々】さんが、新たに仙台市内にかまえた新店へ行ってきました。

上々さんと言えば、ラヲタからもラーメン屋さんからも評判の超人気店です。
わたしは食べたことがありませんが、きっと美味しいに違いありません。

張り切って開店当日に向かいました。

中華そば 笹生(ささき)

営業時間、休日などはTwitterでご確認ください。
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宮城県仙台市青葉区柏木1丁目3-13


中華そば 笹生

目立たないところにありますが、行列が見えたのですぐにわかりました。開店から20分後の11時20分に到着しました。わたしは12番目に並びます。

笹生さんのすぐ隣は美容室さんで、入口前に並ばないようにと赤いコーンが立てられていました。


笹生さんから出てくる人たちは、みんなポカポカした顔で満足そうです。『きっと良いラーメンだったんだな』そんなふうに眺めていると、見慣れた顔が出てきました。

千極煮干の店主さんです。

「もう一杯食べられる。もう一回並ぼう!」

そう言ってわたしの後ろに並びます。

「そんなわけない!」

そうひとりでノリ突っ込みをすると、去って行きました。千極さんのお肌は今日もツヤツヤです。

換気扇の空気の出口がお店の入り口の真上にあり、ちょうど、並ぶ人のほうを向いています。


それは、まるで巨大なドライヤーのようです。シーチキンのような美味しそうな香りのする温かい空気を、ゴーーーゴーーー頭や顔面に浴びせます。

デートの前に浴びておけば、「今日はいつもに増して美味しそうだなぁ~食べちゃうぞ~ははっ」そんなふうに、素敵な夜を過ごせそうです。

木材を基調とした店内は明るく、店主含めた全体の雰囲気から優しくアットホームな印象です。


並んでいるときに外から見ていても感じましたが、店主は穏やかな笑顔で、とても幸せそうにラーメンをつくっています。良いお店だな。


カウンターの中と外、お店の人とお客さんとの距離感が近いのも、柔和な店主の人柄に合っているように感じます。


料金は前払いで、開店初日のこの日は中華そば(900円)のみの提供です。

丼から、シンプルな中華そばの香りが立ちあがります。
スープは油膜でキラキラ輝き、トッピングが美しく、見るからに旨そうなラーメンです。

ストレートの細麺ですが、締まりのあるもちもち感でコシも味わいも力強く、シンプルに見えて個性のある麺です。旨い。すごく好みの麺です。

宮崎の地鶏、こだわりの煮干と昆布を使用したスープは綺麗に旨味が凝縮されていて、臭みや雑味がありません。特に、溶けだした鶏の旨味と脂が濃厚で、シンプルなスープに見えて力強い麺に引けを取らないコクのあるスープです。

このパンチのある鶏の旨味と脂は、食べるとこってりなのですが、キレがよくてベタつきません。

メンマは穂先メンマなのでしょうか。柔らかでも歯ごたえはあり、味はしっかり目につけられています。このスープとメンマで炊き込みご飯を炊いても美味しそうです。

この先提供するのかはわかりませんが、味玉がないのが残念でした。いつもはなくても気にしないですし、半熟派なのですが、このスープには固茹での黄身を溶かしながら食べても美味しいだろうなと思いました。


トッピングの緑の葉っぱを見て、『まさかラーメンにクレソン入ってないよね』と思い、店主に「この草はなに」と聞いたのですが、やはりクレソンでした。

クレソンの苦味・辛味は肉料理と食べたときと似た感覚で、このパンチのある鶏の旨味と脂の表情変え、アクセントになります。

ネギも多めに入っているのですが、スープの主張のほうが強いように感じます。

宮城県産の豚もも肉のチャーシューは、ギリギリを狙ったであろう低温調理のチャーシューです。
15時間ほどかけて低温調理されたというチャーシューは、目の前で厚めに手切りされます。しっとりもちもち柔らかです。

味わい深いので、滑らかなマスタードを塗って、クレソンも添えて、そのままおつまみにして食べたいです。販売しないかな。


そんなことを考えながらスープを飲み干しました。

わたしは塩ラーメンは好んで食べてきませんでしたが、笹生さんで塩ラーメンを始めたら、食べに行きたいですね。きっと美味しいです。


シンプルな中華そばに見えて、ひとつひとつ丁寧につくっているのが伝わる、贅沢で力強い一杯でした。ご馳走様です!