モダン仙禽 雄町2019の香りと味わい。ラベル買いとスペック非公開、セメダイン臭について



酒の感想はこっち


今年、イッパチキッドで呑んだモダン仙禽無垢が美味しく、価格を知って更に驚いたことから何やら仙禽、きているのではないか、これスゲーなと、他のものも呑んでみることにしました。

あのときは酔っていましたし、友人は純米吟醸程度でしょうと言っていましたが、未だに純米大吟醸の中取りと信じて疑いません。だってキレイだったもん。
あれの4合瓶に1800円だしても文句ないわ。1升瓶3000円しないけど。
わたしが知る限り、今年イチ、ハイコストパフォーマンスの酒でした。

ちなみに今、花見酒してひと眠りした後にワイン呑みながら書いています。

↓↓↓これね。ペティアンナチュールロゼ。今年5本目くらい。

仙禽ですが、初めて呑んだのは、6年ほど前でしょうか。
飛びぬけた酸と、バランスをとるような甘さに、パイナップル香が印象的な仙禽でした。

雑味が多いせいか、強引なバランス感からなのか、何となく田舎臭さと下品さを感じていて、面白いとは紹介するけれども好きとは言えないお酒でした。
いますよねそういう女。わたしです。


誰か、
「そんなことないよ、ぶり子は可愛いよ」
って優しく囁いて。



まじかーーー!!抱いてー!!
一発!!一発でいいから!!と懇願します。

モダン仙禽 雄町 2019 無濾過生原酒

原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
原料米:ドメーヌさくら・雄町
(栃木県さくら市産)
精米歩合:50%
アルコール分:15度

製造元 (株)せんきん
栃木県さくら市馬場106



ラベル好き。


ラベル買いして良いです。

先週、秋田の酒はラベルばかりで中身がという言い方をする酒屋店主に会いましたが、消費者はそんなにバカじゃありません。ラベル買いをして美味しかったらまたそこの酒買うし、まずかったら買いません。

あと、スペック非公開。あれ先入観なく飲んで欲しいとかいう理由なら反対ですね。
消費者成長しませんよ。
同じ蔵の酒でも使用酵母、酒米、精米歩合で味や香りが違うのは当たり前のことだし、日本酒に慣れた消費者は酸度、日本酒度も見て買います。それを書かないのは、わたしにとってはラベルがないのと同じだ。もっと言ったらタンクで味違うだろう。

ここの蔵の酒だから美味しいだろう

という先入観で選んで欲しいのであればスペック非公開は正解だと思います。

仙禽を呑みながら感想を書きます。

香りから酸を感じます。

雑味が少なく、透明感のあるきれいな味わいでみずみずしいです。
引っ掛かりなく喉を通りすぎます。

2段階の酸で、1度目の酸が消えた頃に、キュンキュンなクエン酸が戻ってきます。
落ち着いた旨味と甘味で品があります。
伸びやかでジューシーな酸です。美味しいです。

1週間ほど様子を見てきましたが崩れません。
味わいは旨味が増し、始めの透明感はありませんが、程よい旨味、甘味、酸。優等生です。

香りは杏、バナナと言えば聞こえは良いのですが、ボンドのような香りでもあります。
セメダイン臭というやつです。最近これがのめるようになりました。

寫楽によくある、マニキュア香のする酒を良い香りだと言って呑んでいる人がいるので、どういう事か、果実香に当てはめるとしたら何かと、よーく香りを嗅いでみたら、熟れ熟れのバナナ香でした。
バナナ香と思えば寫楽が呑めない、良さがわからないあなたも呑めるようになるかもしれません。

酒器は江戸切子。
黒川昭男さんのぐい呑み。

わたしはラベルと味に合わせて酒器を選びます。
今夜も良いお酒でした。

お酒は20歳になってから。のんべーほど酒量は、ほどほどに。