30BY日輪田 雄町 山廃純米生原酒 しぼりたて生を呑んでみた感想

今回は、宮城のお酒の中では異色な蔵のお酒を紹介したいと思います。

宮城のお酒はどの蔵のお酒も上品でバランスが良く、欠点が少ないお酒が多いと思っています。

ただし、わたしが呑むのは、特約店の冷蔵庫内に置いてある、4合瓶で1000円~3000円程度の生酒や1回火入れのものがほとんどで、だいたいは1500円前後のものです。

どこが異色なのかと言うと、酸のボリューム感です。酸が控えめな宮城のお酒の中、ここのお酒は酸が生き生きとしているお酒が多いです。甘味、旨味もしっかりとあります。

日輪田 雄町 山廃純米生原酒 しぼりたて生

日輪田 雄町 山廃純米生原酒 しぼりたて生

原材料名:米(国産)米麹(国産米)
原料米:雄町100%
精米歩合60%
アルコール分:17%
内容量:720ml

製造者 萩野酒造株式会社
宮城県栗原市金成有壁新町52番地

去年までは精米歩合65%でしたが、今回は精米歩合60%です。

香りは落ち着いていますが、ドライフルーツのような落ち着いた果実香があります。
口当たりは濃厚な旨味でもったりとしていながらも滑らかで、ガス感がありピチピチします。

爽やかな酸が、伸びやかに広がります。

最後に、しっかりとした骨格の日本酒がまだ固い(若い)ときに感じるような、喉にグッっと引っ掛かるような感覚があります。

モダンでありながらも、骨格のしっかりとした、どっしりとした旨味のあるお酒です。

もう少し放置します。


と言いながら2合半も呑んでしまいました。
旨いです。

開栓5日目、6日目の日輪田は、完熟バナナやドライバナナのような香りがします。

ガス感は落ち着いていて、円やかな舌触りです。
ジューシーな酸と濃厚な旨味が混ざり合います。

ラムレーズンのような甘酸で、甘味も酸もしっかりとあるのですが、それがお互いに支えあうようでバランスが良いです。
最後はサラサラとした酸でスッと切れていくのが心地よく、少しの苦味が残ります。
香りの余韻が長いのが官能的です。

お燗にすると甘さが引き立ちました。
ぼんやりとしていて熱くしてしまったせいなのか、酸の良さが隠れてしまったようでした。
お燗につける際には温度はあまり上げないほうが良さそうです。

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お酒は20歳になってから。のんべーほど酒量は、ほどほどに。