30BY 雪の茅舎 美酒の設計 生酒とジアセチル香

仙台 ぶり子

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秋田へ帰省した時に、トピコの石川酒店で購入してきました。
雪の茅舎の人気酒【美酒の設計】です。
ここの酒屋は行くと何かしら買ってしまいます。

駅近の酒屋とあなどるなかれ。手に入れにくい酒も並んでいるのです。

雪の茅舎 美酒の設計 純米吟醸 生

原材料名  :米(国産)米麹(国産米)
原料米   :兵庫県産山田錦100%使用
精米歩合  :55%
使用酵母  :自社酵母

アルコール分 :16度
製造年月:2019.03

製造者
齋彌酒造店
秋田県由利本荘市石脇字石脇53

立ち香に、洋梨のような甘い香りに混じってヨーグルトのようなムレた香りがあります。

呑んでみると、いくつもの雑味で成す旨味を強く感じます。
酸はさりげなく全体を支える程度の控えめな酸で、瑞々しさを呑み下した頃に少しキュンとします。

3日目になると雑味が馴染んで1つの滑らかな旨味になりました。
後にあった瑞々しさは、今は味わいの隅々にまで行き渡ります。

今年はサラサラとした飲み口で呑み飽きしにくいです。
生原酒だったと思うのですが、このサラサラ感と瑞々しさは、加水ではないかと思うほどです。


1回火入れではなく生酒、ガス感があるわけでも、酸が強いわけでも、低アルコール酒でもないのにこのような飲み口はなかなかないように思います。

後味に辛さに似た苦味があるのは蔵の特徴でしょうか。
両関の辛さとよく似ています。


キレが良いという意味の辛口ではなく、味としての辛さで、例えると生の大根のような辛さ・苦味が近いです。これが口に含んでから呑み下すまであります。気にしない人もいれば好き嫌いのある味です。

嗜好品なのでどれもそうですが、感じている味わいが人によって違うことを思うと興味深いですね。


ヨーグルト香はオフフレイバー(ジアセチル)だと思いますが、それほど強くはないので気にならない方が多いでしょう。
わたしもこの程度であれば最後まで呑み切ります。
タンクが違えば無い香りだと思うので、外で呑む機会があれば呑んでみたいです。


面白く、美味しい酒だと思いました。バランスも良いです。
雪の茅舎のお酒は、改めて、自宅でもじっくりと向き合っていきたいと思います。

追記:開栓1週間、ヨーグルトのようなムレ香が濡れた雑巾のような匂いになっています。とても飲めません。

ちょっと日付が前後するのですが美酒の設計の感想をひとつにまとめたかったのでこちらの投稿に載せることにしました。

わかりやすいカプロン系ということで、りんごのような香りということになりますが、個人的には砂糖水をカラメルにするときの香りのようなものを最近では感じることが多いです。

おそらくtweetにあるこのバニラ香のようなものというのが美酒の設計 生にあった乳の香りが崩れていない状態なのではと思います。香りのバランスと考えると、酵母と関係していそうです。

甘味と重厚感と、それがくどくなり過ぎない辛さにも似た苦味のあるお酒。というのが雪の茅舎のイメージです。ジャンル的には一白水成と同じ、男酒だけれども甘く華やかに香るというオカマ酒に分類しています。一白水成よりも丸みがあって女性的な雰囲気の美しいオカマです。

一白水成は、自分の中ではド派手でムキムキなオカマです。

美酒の設計は開栓後の変化で3日目にはねっとりとした生キャラメルのように変化していました。

りんごとバニラ→生キャラメル

こんなふうに変化を楽しむことができる日本酒の家飲みが大好きです。
ひとりでは早く呑み切れないからと家飲みを敬遠するかたが多いですが、4合瓶をじっくり呑むのも面白いものです。開栓から1週間以上、長いものでは1か月ほど変化を楽しみながら美味しく呑むことができる日本酒もあります。お店で呑んだ味わいや香りがそのお酒の全てではありません。

ジアセチル香について詳しくは新政の蔵元駄文をご覧ください

わたしがよく使う日本酒ネット通販はこちらにまとめました♪

お酒は20歳になってから。のんべーほど酒量はほどほどに。