生酛造り、白麹仕込み、自蔵発祥と言われる6号酵母&無農薬無肥料栽培の地元秋田県産米縛り、高精度の扁平精米、低精米酒、低アルコールの原酒、鮮度の良いお酒、思わず取っておきたくなるような美しいパッケージなどなど。。
大きな改革を次から次へと繰り出す新政のお酒造り。
長らく実験酒(あってる?)としてやまユから出していた木桶仕込みも、colorsへと引き継がれ定番酒となりました。
派手なパフォーマンスで目立つ新政ですが、こうして今までの改革を振り返ってみると一貫性があり、理想を形にする強い意志と行動力と信じる力があったのかな。。
何も知らないいち消費者ですが『よくわらないけど新政ってなんかすごくね?』と感じるのです。
そのために必要な設備・環境のためにお金もめっちゃかかってそう。
そんな、個性的な新政から今回紹介するのは、新政としてはスタンダードな味わいの新年純米しぼりたて。
でも、新政にとってのスタンダードって何なんだろう・・・
そのうち全量秋田杉の木桶生酛仕込みになったりして。
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新政 新年純米しぼりたて生酒のスペック

新年純米しぼりたて生酒2021
アルコール分:13度(原酒)
原材料名:米(秋田県産)・米麹(秋田県産米)
精米歩合:60%
原料米名:秋田県産あきた酒こまち100%使用
使用酵母:6号酵母
杜氏名:植松誠人
製造年月:2021年1月1日
賞味期限:2021年3月31日
価格:2000円(税込)
購入店:天洋酒店(Facebook)
Facebookで年末に抽選受け付けてます。
プレミア価格付けすぎです・・・
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新政 新年純米しぼりたての味わいと香り

香りはバナナ、桃、生クリームのようなミルキーな香りに、ミントのような清涼感を感じる。
フルーティーだけど派手ではなく、優しく上品な香り。
口当たりはピチピチの微発泡感で、クリアな味わい。サラサラと流れていく。
マスカットを丸ごと飲み込んだかのような円みのある喉ごし。
あとにほんのりキュンとする酸味や微かな苦渋、米の素朴な甘味があり、育ちの良い素朴さを感じる。
後引く酸が食欲を誘うお酒。
洋風の前菜が合いそうと思うけど、お塩で白身魚のお刺身、桜塩で天ぷらも・・・
白をイメージするようなお料理、素材の味わいや香りを楽しむ山菜料理に合わせたい。

とか言いながら、わたしは初日はピザでいただきました。マルゲリータとか良さそう。
新政は淡くミルキーな香りがあるので、白色のチーズも合わせやすいかと。
ワイングラスでいただきたい日本酒。

残ってた画像をコラージュしてみた
この新年純米しぼりたては、わたしは今年で8年目(8回目)になると思うけど、大きな変化なく(実際には進化しているけど。2013年は原酒15度台だし)『新政の代表的(スタンダード)なお酒』なのではと思う。
現在のラインナップで1番近いのはNo.6では。新年純米しぼりたては、より奔放で生き生きとしたお酒というイメージ。
新政の傾向と進化

ちなみにわたしが新政の新年しぼりたてを初めて飲んだであろう年、翌年かな?
クリムゾンラベルとヴィリジアンラベルを飲みながらこんな感想を残していました。
***
開けて気づけば3週間放置してしまいました
10日前に飲んだときはまだ角があったけど、そこから一体どんな変化があったのか…
お米のジュースとはこういうことかと!混ぜちゃいないがワインと言うよりはカクテルみたいな♪
サラサラ甘旨味で飲みやすいし酸で後味サッパリ。
これは気付いたら酔っぱらい。まさか!っていいながら酔っぱらう。
クリムゾンのほうがおしが強い。
蓋開けてからは他より早めにのみきった方が良いのかな。
わたしは少しずつ新政の不思議なお酒に触れて、開けてからの変化でまた不思議なお酒に出会ってきたからもうそんなに驚くことはないけど…驚く人はたくさんいるだろうな。
日本酒って、こんなのもあるんだ!って。
こういう日本酒もあると気付いてもらいたいな…短期間、追いかけてきた蔵の中でも、進化しているなと感じる蔵元の一つ。
尊敬、というか、わたしも成長しないとなぁと頑張る気になる。酔っぱらって起きたら忘れてるけど(^q^)
(ちなみに開栓時はクリムゾンラベルがメロンクリームソーダ、ヴィリジアンラベルは白ぶとうジュースのような感じ)
***
クリムゾンとヴィリジアンは木桶仕込みを始める前のお酒で、当時は『今までにない、驚くような日本酒』だったんですね。
今と香りや味わいの軸は変わってなくて、フルーティだけど穏やかで、旨味は感じられるのにサラサラ飲みやすいライスジュースのようなお酒。
今は管理の行き届いた地酒店でならよくあるタイプの流行酒となりましたが・・・
新政では何年も前からそういうお酒を造っていたんですね。
最近ではちょっと個性が感じられないくらいの流行り具合ですが、こういうことを見越して木桶仕込みでの差別化を計ったのでしょうかね。
年々木桶が馴染むように柔らかくなって、新政の香り、味わいになりました。
これからどんな世界を見せてくれるのか、まだまだ楽しみな蔵です。
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