30BY 鯉川・鉄人うすにごり酒 純米吟醸 五百万石

今夜は、鯉川の鉄人うすにごり酒 純米吟醸です。

酒米は山形県庄内町産の五百万石を使用しています。


庄内で五百万石をつくっているのは知りませんでした。
北陸の酒米というイメージです。

このラベルと鉄人うすにごり酒という名の由来は、裏書きに。

映画「鉄人28号」実写版の映画監督である、富樫監督の映像をイメージして製造しました。
「また、このにごり酒の季節ですね。どんな出来か、とても楽しみです。最近『俳優の演技術』という本を出しました。役者の卵たちにお芝居をする上でわたしが大切に思うことを述べたものです。また、新作を実現させようと画策中です。いくつになっても、やめられません。どうか皆さま、ご期待ください!」(富樫 森氏より最新メッセージ)

高校同期の富樫監督、益々の活躍を願う  蔵元

富樫監督からのメッセージと共に書かれています。

『いくつになっても、やめられません。どうか皆さま、ご期待ください!』

こんなふうに言えるものがあるのは、素敵なことだなと感じました。

鯉川・鉄人うすにごり酒 純米吟醸 五百万石

使用米   :山形県庄内町産米「五百万石」100%
精米歩合  :50%
アルコール分:16.3度
日本酒度  :+7
酸度    :1.5
アミノ酸度 :1.0
製造者  :鯉川酒造株式会社
製造年月  :30.12

よーく見ないと蛇の目が見えないうすにごりです。

骨格はしっかりとしていますが、サラサラスルッと入ってキレが良いです。
五百万石の軽やかさや爽やかさがよく出ているように感じます。ライチを思わせる後味があります。

おりがらみでも、透明感のあるキレイなお酒です。
純米吟醸でも、精米歩合50%。そこがこのキレイさにつながるのでしょうか。

辛い食べものを食べながら美味しく呑むことができる日本酒はない。と思っていましたが、この『鯉川・鉄人うすにごり酒』を飲んで思い直しました。

庄内観光物産館で、このお酒と一緒に購入した、梅ちゃんのタレをかけたチヂミを食べながら呑んでいたのですが負けません。
辛口のお酒は辛い食べ物にあわせやすいのでしょうか。

このお酒は日本酒度+7の辛口です。自宅ではここまで辛口のお酒を呑むことがないので、辛口のお酒を呑むときは合わせてみたいと思います。

お燗もしたくなったので、少しだけ。


熱燗までいかないくらいの温度です。
ふっくらと甘味が増して、先程の軽やかなお酒とは全く違うお顔で、こちらも美味しいです。

常温も後味の甘さが引き立ち、米の優しい甘みとじんわりと残る旨味に癒されます。


一見、男酒のように見えましたが、意外と可愛らしさのある芯の通った女性という雰囲気です。

こういうしっかりとしたお酒は苦手と思っていましたが、じっくり向き合ってみると面白く、美味しいですね。

食中酒の選択肢が広がったようで、楽しみが増えました。


良いお酒を選びました。


開栓から1か月たった鯉川のうすにごり。

冷蔵保存していました。
開栓日当日よりも、何本か開いているお酒から気分に合うものを選んで呑むのが好きです。

まだ渋味があり、かたさもあります。

老ねも甘だれもしません。
老ねとは言わないまでの熟成した香りは少し感じます。
生熟ではなく、火入れした酒の熟成香です。

酸がハツラツとしいて、旨味がまだ隠れていそうです。

1回火入れ、というよりは、1回半火入れ、という味わい。
瑞々しさを残してドライで崩れません。

ライチのような含み香は開栓時と同じくあります

お燗も美味しいお酒。


リピートしたいお酒です。気に入りました。

**************

お酒は20歳になってから。のんべーほど酒量はほどほどに。