『天の戸・美稲』すっぴん ささにごり 生 でのんびり晩酌。

今日中にやるべき全てのことを終え、そこに座る。静かに息を吐き出すと、まるで違う世界に来たかのように景色も気持ちも変わる。

晩酌は違う世界への扉。



そんなふうに言ったらかっこよく聞こえそうだけど、こたつでぬくぬく酒呑むだけだからね。

今日の肴はクジラとぼたん海老のお刺身と、マンボ巻き。
筋子と胡瓜の海苔巻きを仙台ではマンボ巻きというそうです。

うーーーまんぼ!!

あの衣装が由来のようです。

お昼に『富貴寿司』へ行った帰り、せっかく早い時間にここまで来たしと、三越の北辰で上の画像の肴を買って帰宅したのです。

今日の肴に合わせるのは、2月3日の蔵開放が楽しみな天の戸です。
この美稲とは違いますが、二回火入れの特別純米 美稲が、わたしの酒縁の始まりです。

そのお酒をきっかけに酒仲間が1人でき、2人でき、その酒仲間の酒仲間と繋がり、酒仲間の誘いで始めたSNSでたくさんの酒仲間ができました。

このブログを始めたきっかけも、始めるにあたり手伝ってくれたのも、日本酒仲間です。
たった1本のお酒や、1人の人がきっかけで、周りに誰も知り合いがいなかったわたしに仲間や友人がたくさんでき、いまのわたしがいる。
こう書いていると、やはり縁を大切にしなくてはと改めて思います。

『天の戸・美稲』特別純米 すっぴんささにごり生

原料米   :米・米麹
使用酵母  :秋田流花酵母
アルコール分:17度
精米歩合  :55%
原料米   :秋田県産酒造好適米100%使用
製造年月  :2018.12

秋田県横手市平鹿町浅舞字浅舞388
浅舞酒造株式会社

開栓直後は落ち着いた香りでまったりとした口当たりです。

酸、苦み渋みが入って最後に酸が残ります。

するすると喉を通ってしまうから、待って、待ってと引き留めたくなります。
始めに見せた酸が、帰って来たように舌に残るから、そこに居てくれたのだなと安心します。


でもわたし、確かに引き留めたけれど、こんなに荒々しい態度で帰って来るなんて。


しかし、また口に含めばまったり優しい。
そしてすぐにそれは消えて、荒々しく帰ってくる。

始めに見せた顔が恋しくてもう一度口に含めば、またまったり…その繰り返し。


意地悪すぎてぶり子泣きそう。


これが人間だったなら鍵を変えるか引っ越すでしょう。


しかし食が進む酒です。

ねっとり甘いぼたん海老と、お酒の相性が絶妙です。お酒の酸が海老の甘さと最後まで絡み合います。

今日の肴のぼたんえびは偶然にもこのお酒、美稲と同じ秋田県産なのですが、ハタハタ寿司など秋田の料理に合わせたくなりました。

再会の時は、秋田の肴と共に。また、ゆっくりと呑みたいお酒です。

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お酒は20歳になってから。のんべーほど酒量はほどほどに。